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アップルは1月22日、日本版Apple Watchに「心電図(ECG)」アプリと「不規則な心拍」の通知をアップデート提供することを発表した。
間もなく登場するiOS14.4と、watchOS 7.3に更新することで機能が開放される。対応するのは電子式心拍センサーを搭載するSeries 4、5、6のApple Watch。
出展:アップル
同機能は、Apple Watch Series 4から搭載されている電子式心拍センサーを使うもの。諸外国では2018年から順次利用可能になっていたが、日本では医療機器としての認可の関係から長らく対応できていなかった経緯がある。
2020年9月に公益財団法人医療機器センターの「医療機器の承認速報」として、Apple Inc.による「家庭用心電計プログラム」「家庭用心拍数モニタプログラム」が承認されたことが報道されており、それをうけて3カ月後のリリースになった形だ。
アップルは同機能の説明として「不整脈に最も多い心房細動(AFib)の兆候を検知するために役立ちます」としている。
(文・伊藤有)