「ユニクロ」のファストリに「12月の対前年比」で上回った意外な上場アパレル3社


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コロナ下でも比較的堅調な売り上げで知られるブランド。外出自粛のムードが高まるなかで、決算の着地にも注目が集まる。

Business Insider Japan

アパレル各社が年末の実績にあたる2020年12月の月次売上高を発表した。

これを受けて帝国データバンクは、アパレル分野の上場企業(※)のうち月次売上を公表している24社の全店実績を集計したレポートを出した。その内容が興味深い。

※上場グループの中核企業も含む

このレポートによると、対象24社のうち“書き入れ時”にあたる12月の月次売上高で対前年比を上回ったのは5社。

年末は冷え込みが強まる期間があり、冬物需要が高まる局面だったが、「コロナ第3波」による外出自粛の影響がそれを上回った形だ。

ユニクロ/GUを上回った3社

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出典:帝国データバンク

コロナ下の不況にあえぐアパレル企業がひしめく中、「勝ち組」の1社として知られるのが「ユニクロ」「GU」を抱えるファーストリテイリングだ。ところが、12月の月次売上高の「増加率」は対前年比は6.1%増にとどまり、売り上げの数字上では伸び悩んでいた様子がみて取れる。

その一方で、ファストリの対前年比を上回る成長実績(増減率比較)を残した企業が3社あった。

高い順に、西松屋チェーン(前年同月比15.7%増)、ワークマン(同13.8%増)、しまむら(同11%増)だ。

3者に共通する傾向としては、好調だった10月、不調の11月を経て、12月に2ケタ成長を取り戻した形だ。

これらの数字の背景には何があるのか。通常の営業施策による自然増によるものか、粗利を大幅に削った割引などで需要喚起に成功した結果なのか。それは後日、決算の数字に現れてくることになる。

(文・伊藤有)

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