Beyond Burger
- 1月26日(現地時間)に、ペプシコとビヨンド・ミートは提携することを発表した。
- 両社は、植物ベースのプロテインスナックとドリンクを作成するための合弁会社を設立した。
- 発表後、ビヨンド・ミートの株価は25%以上急騰した。
清涼飲料大手のペプシコ(PepsiCo)と、植物由来肉のビヨンド・ミート(Beyond Meat)は、植物由来プロテインを使ったスナックや飲料を「開発、生産、販売」するための合弁事業を発表した。
プレスリリースによると、両社はこれらの計画を実行するためにThe PLANeT Partnership, LLCを設立した。今回の提携は、ビヨンド・ミートが食肉代替品市場での成功と、ペプシのグローバルなブランディングとマーケティングの仕組みを活用することを目的としている。
このパートナーシップの発表後、ビヨンド・ミートの株価は25%以上上昇した。
ビヨンド・ミートの広報担当者は、スナックや飲み物が具体的にどのようなものになるかに関して、「このパートナーシップのためのスナックおよび飲料のポートフォリオは開発中だ」と語った。
両社の広報担当者は、提携の金銭的条件についてはコメントを避けた。
ビヨンド・ミートは過去にもいくつかの大手ファストフード企業と提携している。
2019年、ビヨンド・ミートは上海の5つのレストランで植物性豚肉のテスト販売を行った。2020年にはマクドナルド(McDonald)が植物ベースのメニュー「マックプラント(McPlant)」の開発を発表し、ビヨンド・ミートと協力してカナダの店舗で試験的に販売した。タコベル(Taco Bell)も2021年1月にビヨンド・ミートと提携し、植物由来のタンパク質をテストすると発表した。ビヨンド・ミートの代替肉製品は、ダンキンドーナツ(Dunkin Donuts)など他のファストフード企業でも導入されようとしている。
[原文:Beyond Meat and Pepsi partner for plant-based protein snacks and drinks]
(翻訳、編集:Toshihiko Inoue)