低価格競争で携帯業界が直面する「寡占なのに儲からない」という矛盾。 3大キャリアが恐れる「4社目の参入」以上の脅威とは?

経営理論でイシューを語ろう

撮影:今村拓馬、イラスト:iaodesign/Shutterstock

今週も、早稲田大学ビジネススクールの入山章栄先生が経営理論を思考の軸にしてイシューを語ります。参考にするのは先生の著書『世界標準の経営理論』。ただし、本連載はこの本がなくても、平易に読み通せます。

2020年12月にNTTドコモが新料金プラン「Ahamo」を発表したのを皮切りに、KDDI、ソフトバンクの競合も対抗プランを打ち出すなどにわかに動きが活発化している携帯業界。長らく続いた3社寡占状態も、楽天モバイルの参入によって均衡が大きく崩れ始めています。大手キャリアをとりまく競争環境は今後どう変化するのか、入山先生が考察します。

【音声版の試聴はこちら】(再生時間:10分01秒)※クリックすると音声が流れます


ドコモが先陣、競合が追随。携帯業界はどうなる?

こんにちは、入山章栄です。

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