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- アプリから申し込んだサブスクリプションサービスは、設定アプリから直接キャンセルや再アクティブ化ができる
- サブスクリプションはApple IDアカウントを使ってサービスを登録した場合にのみ、設定アプリからキャンセル可能
ワンストップショッピングを利便性という点で考えると、同じ店で全ての食料品を購入したり、単一の音楽サービスですべての音楽を聞いたり、ひとつの決済サービスで全ての請求に対応したりできるのが理想だ。
Apple IDの「サブスクリプション マネージャー」の背後にある考え方がそれで、アップルは、音楽やアプリ内購入をはじめ、そのほかのサブスクリプションに対する「月額課金などの繰り返しの支払い(サブスクリプション)」について、基本的にほとんどをiPhoneの設定の中で管理できるようになっている。
多くのサブスクリプションに登録していると、うっかりキャンセルをし忘れて、使わなくなったサービスも毎月支払っているケースがある。毎月支払っているサブスクリプションの確認は、以下のキャンセル手順でチェックできる。
ちなみにこれは、Apple IDを使用して契約したサブスクリプションにのみ適用される。これらの手順を実行しても、探しているサービスが見つからない場合は、Apple ID以外の方法でサインアップしているので、キャンセルする場合は個別に行う必要があるのでご注意。
【iPhoneでサブスクリプションをキャンセルする方法】
1.iPhoneで設定アプリを開く
上部にある名前とApple IDをタップ。
設定アプリで検索フォームの下にある項目をタップする。
2.Apple IDページで「サブスクリプション」をタップ
アカウントにログインするには、パスワードを入力するか、Touch IDまたはFace IDを使用する必要がある。
「サブスクリプション」をタップする。
3.契約しているサブスクリプションが一覧で表示される
ここから、詳細を知りたい場合やキャンセルしたい場合は、そのサービスを選択する。
アクティブなサブスクリプションをタップしてキャンセルできるほか、「有効期限切れ」のすでにキャンセルしたサブスクリプションもタップすれば再契約できる。
この画面には、アクティブなサブスクリプションと、「過去に契約したがキャンセル済み」のサブスクリプションの両方が表示されている。
4.契約中のサービスをタップすると、料金などの詳細が確認可能
さらにそのサブスクリプションをキャンセルするには「サブスクリプションをキャンセル」をタップしてすすめていけばオーケー。ちなみに、無料試用版の場合は「無料試用版をキャンセル」というメッセージが表示されることもある。
サブスクリプションを途中でキャンセルした場合、通常は現在の請求期間の終わりまでそのサービスにアクセス可能。たとえば、2月15日にサービスをキャンセルしても、毎月1日にサブスクリプションが更新される場合、通常は2月いっぱいまでサービスを引き続き使用できる。
【iPhone でキャンセルしたサブスクリプションを再び有効化する方法】
サービスをキャンセルしたものの、再び利用したくなった場合は、同じくサブスクリプションページから簡単に再契約可能だ。
1.設定アプリを開き、画面上部の名前とApple IDをタップ。
2. 「サブスクリプション」をタップ
アカウントにログインする場合、パスワードを入力するか、Touch IDまたはFace IDを使用するケースがあるのは、上記キャンセル時と同じ。
3.「有効期限切れ」のサブスクリプションの一覧から、再アクティブ化したいサービスを選択する。
再契約したい期限切れのサブスクリプションをタップ。
4.詳細ページで、利用したいプランなどをタップし確定
これで 再びサブスクリプションが利用できるようになる。
利用期間やコースなどオプションを選べば再契約することができる。
(文・中山智)