ミャンマー、軍事クーデター中に国内のインターネット接続を遮断…携帯電話ネットワーク、テレビ放送も

道路を封鎖するミャンマー軍

2月1日、ミャンマー軍の装甲車が首都ネピドーの議会付近の道路を封鎖している。

Stringer/Anadolu Agency via Getty Images

  • ミャンマーで軍がクーデターを起こし、政治指導者を拘束し、インターネットアクセスを遮断した。
  • インターネット監視団体のNetBlocksによると、ネットアクセスは50%減少し、一部のエリアでは完全に遮断された。
  • ミャンマーの人々は、一時、テレビと電話も使えなかった。

2021年2月1日の朝、ミャンマー軍がクーデターを起こし、政治指導者を拘束したとき、同国の大部分でインターネットアクセスが遮断されていた。

ミャンマー軍は1日朝に政権を掌握し、アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)国家顧問、ウィンミン(Win Myint)大統領ら主要な政治家を拘束した。

インターネットの自由とガバナンスを監視する非政府組織(NGO)のNetBlocksは、同国の通信が午前3時頃に途絶え始めたと述べた。それによると、同国のアクセスは、まず通常の75%前後まで低下し、午前8時までに通常の50%まで低下した。

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