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ビル・ゲイツやアマゾンも出資、CO2排出ゼロ飛行実現の「ゼロアビア」が70兆円の航空産業に与える破壊力

1937年、飛行船ヒンデンブルク号の船内で水素ガスが爆発し、飛行船時代は幕を下ろした。しかし今、その水素ガスが航空業界に再び登場し、「二酸化炭素排出量ゼロ飛行」という新たな時代が幕を開けようとしている。

水素を利用して「二酸化炭素排出量ゼロ飛行」を実現する方法はいくつかある。水素を燃料電池に使用して電気モーターを回す方法や、水素を燃焼させてエンジンを駆動させる方法などだ。いずれにしても再生可能エネルギーで水素を生み出せば二酸化炭素排出量はゼロとなる。

そのため投資家たちは、投資先として水素関連のスタートアップ企業を躍起になって探している。その中で複数の有名投資家が目を付けた企業が、水素燃料航空機の開発競争で先頭を走るゼロアビア(ZeroAvia)だ。

2020年2月初め、アマゾン、ビル・ゲイツのブレイクスルー・エナジー・ベンチャーズ、そしてシェルからの支援も取り付けた。同社は、Insiderが選んだ「2021年に注目すべき気候変動に関するテクノロジースタートアップ企業46社」の一つでもある。

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