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米ドアダッシュ、サラダロボットのChowboticsを買収…加盟店に付加価値を提供

Chowbotics

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  • フードデリバリーのドアダッシュが、食品ロボット製造のChowboticsを買収した。
  • Chowboticsは、カスタムサラダを1分以内に作るロボット「Sally」を製造している。
  • すでに350台以上のロボットが世界中で使用されており、今後はさらに増える可能性がある。

フードデリバリーのドアダッシュ(DoorDash)は、1分以内に新鮮なカスタムサラダを作ることができるロボットの製造メーカー、Chowboticsを買収した。

ドアダッシュは、加盟店はドアダッシュ経由の注文をこのロボットで処理でき、店舗に追加投資することなくメニューを拡大して、新たな市場に参入できるようになるだろうと2月8日の声明で述べている。

アメリカでトップのデリバリーサービスであるドアダッシュがChowboticsにいくら支払ったかは明かされていないが、今回の買収を最初に報じたウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、Chowboticsは2018年に4600万ドルの評価を受けていたという。

Chowboticsの主力製品であるSallyは、1メートル四方の機械で、新鮮な食材をサラダ、グレイン&ポークボウル、パフェ、シリアル、スナックなどの用途に使えるよう配分して提供するものだ。

ドアダッシュによると、簡単そうに聞こえるこの作業は、食材の重さや形状が異なるため、実際には複雑な作業だという。

そして「Chowboticsが消費者に提供する自律性、アクセシビリティ、カスタマイズのレベルの高さは実証済みであり、他に類を見ないものだ」と付け加えた。

Chowbotics

Chowbotics

このロボットは材料を22個の容器に保管していて、手動で補充する必要がある。 Chowboticsによると、Sallyは1度の補充で50食から100食を作ることができ、それぞれにかかる時間は1分以内だという。

Chowboticsは、人々の衛生観念が高まっているので、Sallyはパンデミックの間にますます役立つようになったと述べた。 人間は補充するとき以外に食材を触れることはなく、顧客も画面に触れるだけでサラダを作り、手に入れることができる。 10月にはユーザーがアプリを使って事前に注文できる非接触型オプションも登場した。

また、温度制御で食材をより長く新鮮に保つため、無駄が少なくなり、加盟店は温度、売上、食材の使用に関するデータなどを管理するツールを利用できる。

Chowboticsによると、このロボットは世界中の350カ所以上に設置されており、余分なスタッフを必要とせずに「あらゆる場所で、あらゆる時間帯に」料理を提供できるという。

発明家のディーパク・セカール(Deepak Sekar)は2014年にChowboticsを立ち上げ、最初はスパイスと野菜を組み合わせてカレーを作る機械を開発し、その後、サラダを作るバージョンを作った。同社は約2100万ドルを調達したとTechCrunchが報じている

ドアダッシュは2020年12月に株式を公開し、約34億ドルを調達した。パンデミックでデリバリー需要が急増する中、その評価額は約342億ドルとされている。

Insiderの過去の記事によると、ドアダッシュウォルマート(Walmart)、CVS、ウォルグリーン(Wall Greens)、セブンイレブン、メイシーズ(Macy's)といった企業との提携を拡大しつつあり、咳止め薬、ペット用品、シャンプーなども配達するようになった。

[原文:DoorDash has bought Chowbotics, which builds robots that can chop you a fresh salad in under 60 seconds

(翻訳、編集:Toshihiko Inoue)

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