Daniel Pockett/Getty Images
- 2月12日に行われたテニスの四大大会初戦、全豪オープンの女子シングルス3回戦の試合中、大坂なおみ選手(23)にチョウが舞い降りた。
- 大坂選手はチョウを安全に逃がすため、一時ゲームを中断した。
- ところが、チョウは遠くへ飛んでいくのではなく、大坂選手の鼻の上に止まった。
大坂なおみ選手は、世界中のテニスファンにとってのヒーローだ。
そして今、それはチョウにとっても同じだ。
2月12日に行われた全豪オープン女子シングルス3回戦の第2セットの途中で、大坂選手のサーブのルーティンはかわいらしいチョウによって妨げられた。チョウは大坂選手の周りをふわふわ飛ぶと、その左足に止まった。これを見ていたファンの1人が客席から「なおみ、君の足にチョウがいるよ!」と声をかけると、大坂選手はチョウを追い払ったり、無視するのではなく、チョウを左手でやさしく捕まえようとした。
REUTERS/Jaimi Joy
これを見た客席からは笑いが起きたが、大坂選手はなんとかチョウを捕まえて、コートの端へと運んで行った。ところが、大坂選手がチョウを全豪オープンのロゴ入りのタオルの上に乗せようとすると、チョウは遠くへ飛んでいくのではなく、大坂選手の鼻の上に止まった。大坂選手はもう一度チョウをやさしく捕まえて、コートの外へと案内した。
客席から拍手が上がる中、大坂選手は駆け足でコートへ戻って行った。
Daniel Pockett/Getty Images
試合は、大坂選手が第27シードのオンス・ジャバー(チュニジア)選手に6-3、6-2で勝利した。4回戦では、第14シードのガルビネ・ムグルサ(スペイン)選手と対戦する。
大坂選手とチョウの動画はこちら:
(翻訳、編集:山口佳美)