「2050年CO2ゼロ」客観的には達成不可能な目標を、主観的に「できる」と信じさせるには?【音声付・入山章栄】

今週も、早稲田大学ビジネススクールの入山章栄先生が経営理論を思考の軸にしてイシューを語ります。参考にするのは先生の著書『世界標準の経営理論』。ただし、本連載はこの本がなくても、平易に読み通せます。

「2050年までに温室効果ガス排出を実質ゼロにする」と菅首相が明言したことを契機に、日本でも気候変動対策に対する関心が日増しに高まっています。一方で、産業界からはこの高い目標に対して不安の声も……。世界に向けて宣言した目標を日本が達成する方策はあるのでしょうか? 入山先生が経営理論を使って考察を試みます。

【音声版の試聴はこちら】(再生時間:8分15秒)※クリックすると音声が流れます


ゼロエミッションを「達成できない理由」はいくらでもある

こんにちは、入山章栄です。

今回はBusiness Insider Japan編集部の常盤亜由子さんが投げかけてくれた重要なお題について、経営理論を思考の軸にして考えてみたいと思います。

Popular

あわせて読みたい

BUSINESS INSIDER JAPAN PRESS RELEASE - 取材の依頼などはこちらから送付して下さい

広告のお問い合わせ・媒体資料のお申し込み