Gmailのパスワードをリセットすると、新しいパスワードを作成する必要がある。
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Gmailにアクセスする際、入力したパスワードが間違っている、と表示されたことがないだろうか?
これは、単純にパスワードを勘違いして覚えている場合、そしてハッキングされてパスワードを変更された可能性の2つがある。
単純にパスワードの覚え違いや忘れてしまっているケースなら、Gmailのパスワードをリセットしてしまえばいい。Gmailのアカウント作成時にバックアップメールや電話番号など、回復方法を設定していれば、パスワードのリセットは意外とカンタンだ。
スマートフォンおよびパソコンから、Gmailパスワードをリセットする方法は下記のとおりだ。
Gmailのパスワードをリセットする方法
1. 使用しているデバイスからGmailのログイン画面に移動し、アカウント名を入力する。
2. まずはパスワードを本当に忘れたのかどうか、ミスタイプではないかを確認するため、Gmailアカウントで使用した最後のパスワードを入力する。
入力したパスワードが現在使用中の正しいパスワードだった場合は、Gmailのメインページに遷移する(正しかった場合は、ここで手順は終了)。
ひとまず覚えているパスワードを入力して試してみる。
画像:筆者によるスクリーンショット。
3. 完全にパスワードがわからない場合は、「パスワードをお忘れの場合」というフレーズをクリックし、「アカウント復元」に移動する。
4. 「アカウントの復元」では、Googleアカウントに電話番号が登録していると、その電話番号に自動通話やSMSで通知する方法が選択できる。
電話番号を登録していない場合や別の方法で行う場合は、「別の方法でログインする」 をクリックしよう。
ほかに同じGmailアカウントを利用している端末に、自動で通知が表示されるケースもある。
画像:筆者によるスクリーンショット。
5.「(電話番号)で確認コードを取得してください」をクリックすると、登録した電話番号にスマホのSMSで確認コードが送られている。
操作しているデバイスの画面はコード入力に切り替わるので、SMSに記載されているコードを入力する。
SMSに送られてきたコードを入力する。
画像:筆者によるスクリーンショット。
携帯電話の番号を登録していない場合は、「確認コードを(メールアドレス)で受け取る」をクリックするか、「別の方法でログインする」を選ぶ。こちらは「回復用」として登録してある別のメールアドレスに確認コードを送れる。
あらかじめ設定しておいたメールアドレスへ、確認コードを送信できる。
画像:筆者によるスクリーンショット。
6. SMSまたは回復用メールアドレスに送信されたコードを入力する。
最初の 「G-」は入力する必要はない。 数字のみをフィールドに入力する。
7. 確認コードを入力すると、新しいパスワードを登録するように求められる。
設定したパスワードは、次回以降は忘れないようにしっかりと管理しておこう。
新しいパスワードを設定する。
画像:筆者によるスクリーンショット。
(文・中山智)
中山智:海外取材の合間に世界を旅しながら記事執筆を続けるノマド系テクニカルライター。雑誌・週刊アスキーの編集記者を経て独立。IT、特に通信業界やスマートフォンなどのモバイル系のテクノロジーを中心に取材・執筆活動を続けている。