いま見るとびっくり? 15枚の写真で振り返る、新型コロナ「パンデミック」宣言前の日常

群衆

Al Seib/Los Angeles Times via Getty Images

  • 世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスの世界的な感染拡大について「パンデミック」を宣言してから、約1年が経とうとしている。
  • さまざまな感染対策が日常となった今、以前の写真は奇妙に映るかもしれない。
  • 1年前、人々はスタジアムでのイベントに参加し、知らない人ともハグをしていた —— マスクなしで、だ。

信じがたいかもしれないが、たった1年前まで人々はスタジアムに詰めかけ、レストランで食事をし、知らない人ともハグをし、基本的に感染症の心配などせずにビジネスをしていた。

アメリカで初めて新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは2020年1月、ワシントン州でのことだった。そして2020年3月、WHOは新型コロナウイルスの世界的な感染拡大について「パンデミック」を宣言した。マスクの着用やソーシャル・ディスタンスといった感染対策が日常となった今、パンデミック前の生活を捉えた写真は奇妙に映るかもしれない。

以前と同じようには見られない、1年前のパンデミック前の暮らしを捉えた15枚の写真を見ていこう。


2020年1月1日、ニューヨークのタイムズスクエアには新年を祝うために大勢の人々が詰めかけていた。

新年

2020年1月1日。

Gary Hershorn/Getty Images

2020年は厳しい1年になった。この写真が撮られた頃、人々はこれからどんな1年が待ち受けているか、想像もしなかっただろう。

2021年の新年は世界中のイベントがバーチャルで行われ、その写真は全く違ったものになった


1月5日、アメリカでは人々がまだ普通に旅行をしていた。

空港

2020年1月5日。

Smith Collection/Gado/Getty Images

カリフォルニア州にあるオークランド国際空港では、飛行機に乗るため人々が列をなしていた。マスクもソーシャル・ディスタンスも検査もなし、だ。


イギリスのヘンリー王子とメーガン妃は、1月7日にロンドンのカナダ・ハウスを訪問するなど、公務を続けていた。

ヘンリー王子とメーガン妃

カナダハウスを訪問したイギリスのヘンリー王子とメーガン妃(2020年1月7日、ロンドン)。

Daniel Leal-Olivas/Pool via REUTERS

2019年のクリスマスをカナダで過ごしたふたりは滞在中のホスピタリティに感謝を示すため、2020年1月にロンドンにあるカナダ・ハウス(在英カナダ高等弁務官事務所、大使館に相当)を訪問した。そのわずか数週間後、公務はZoomといったバーチャル・プラットフォームに移行した。


ウィリアム王子とキャサリン妃も公務で多忙だった。マスクはない。

キャサリン妃

2020年1月29日。

Phil Harris - WPA Pool/Getty Images

キャサリン妃は2020年1月29日、ロンドンにある保育園を訪れた。子どもたちのそばに座り、ハイタッチをするなどして交流したが、こうした友好的なジェスチャーも今は難しい。


1月7日、俳優のウィル・スミスは映画『バッドボーイズ フォー・ライフ』のプレミアで、多くのファンに囲まれ、サインに応じていた。

ウィル・スミス

2020年1月7日。

Paul Zinken/picture alliance via Getty Images

ファンがぎゅうぎゅう詰めになってサインを求める風景は、少なくとも今は"過去のもの"となっている。『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』や『ムーラン』『ワンダーウーマン 1984』といった映画はプレミアなしでストリーミングで公開された。


東京は2020年の夏季五輪に向け、準備を進めていた。パンデミックの影響で開催は2021年の夏に延期された。

東京

2020年1月17日。

Alessandro Di Ciommo/NurPhoto via Getty Images

国際オリンピック委員会(IOC)が2020年3月に開催の延期を発表した時、オリンピックの選手村はすでに完成していた


1月26日、クルーズ船の旅はまだまだ盛況だった。

クルーズ船

2020年1月26日。

James D. Morgan/Getty Images for P&O Cruises

パンデミックの初め、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で感染が広がり、約700人が感染、7人が死亡した。アメリカの疾病予防管理センター(CDC)は現在、感染リスクが高いとして、クルーズ船の旅行を控えるようアドバイスしている


1月26日、グラミー賞授賞式がロサンゼルスのステープルズ・センターで開催された。

グラミー賞

2020年1月26日。

Kevin Mazur/Getty Images for The Recording Academy

リモート開催が当たり前になってしまうと、会場ですし詰め状態になった人々やビデオチャットの小さな四角い枠に入っていない人の姿は、奇妙に見えるかもしれない。


2020年の初め、アメリカでは民主党の予備選挙が盛り上がっていた。つまりたくさんのハグと握手が交わされていたということだ。

バイデン

2020年1月30日。

Carolyn Van Houten/The Washington Post via Getty Images

当時は一候補だったバイデン大統領も、アイオワ州ニュートンで支持者をハグしていた。その後、人と人との接触を減らすため、グータッチや手を振るのが一般的な挨拶の方法になった。


2月2日、フロリダ州にあるハードロック・スタジアムで開催された2020年のスーパーボウルでは、カンザスシティ・チーフスとサンフランシスコ・フォーティナイナーズが対戦した。

スーパーボウル

2020年2月2日。

Robin Alam/Icon Sportswire via Getty Images

試合は31対20でカンザスシティ・チーフスが勝利した。2021年のスーパーボウルは感染リスクを下げるため、収容人数を大幅に減らして開催された。


2月5日、カンザスシティ・チーフスのファンはミズーリ州カンザスシティで勝利を祝った。

ファン

2020年2月5日。

David Eulitt/Getty Images

TODAYによると、祝勝会には100万人が集まったという。今では考えられないような規模だ。


2月4日、トランプ大統領(当時)は一般教書演説を行った。

一般教書演説

2020年2月4日。

Yasin Ozturk/Anadolu Agency via Getty Images

アメリカの連邦議会は、コロナ禍でもマスクやソーシャル・ディスタンスといった感染対策を取りながら対面での会合を続けた。また、連邦議会議員らには12月、ワクチン接種の選択肢も与えられた


2月9日、スターたちは第92回アカデミー賞授賞式のため、ハリウッドにある収容人数3400人のドルビー・シアターに集まった。

アカデミー賞授賞式

2020年2月9日。

Al Seib/Los Angeles Times via Getty Images

2021年のアカデミー賞授賞式は4月に延期されている。


マスクや飛沫防止パネルなどが存在しないレストランで食事した時のことを覚えているだろうか?

レストラン

2020年1月28日。

Emeric Fohlen/NurPhoto via Getty Images

1月28日にフランスのあるレストランで撮影されたこの写真では、客は何も気にせず食事をしていた。

今、レストランの姿は全く違ったものになっている


今、2020年のビュッフェを見ると、複雑な気分に……

ビュッフェ

2020年2月1日。

Matt Winkelmeyer/Getty Images

2020年2月1日に行われたサンダンス映画祭の夜のレセプションでは、ゲストのためにビュッフェが用意されていた。セルフサービスのこうしたフードテーブルは、"過去のもの"になってしまうのかもしれない。

[原文:15 pre-pandemic photos from a year ago that will make you cringe now

(翻訳、編集:山口佳美)

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