三菱UFJ、またも海外大手金融の幹部人材引き抜き。ドイツ銀、RBCに続きゴールドマンから、米国部門強化

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三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)がアメリカ市場の人材補強を加速している。

Screenshot of MUFG global site

国内金融最大手・三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)がアメリカ市場での事業規模拡大を目指し、ハイイールド(ジャンク)債部門の幹部人材を「また」補強した。

MUFGが今回招き入れたのは、直前までゴールドマン・サックスのバイスプレジデント(レバレッジドファイナンス・シンジケートローン担当)を務めたライアン・ムンロ

今年1月のInsiderによる既報通り、投資銀行RBCキャピタル・マーケッツから引き抜いたトッド・ボンディがハイイールド債部門のトップに就任し、ムンロはレバレッジド・シンジケート部門(いずれもアメリカ市場)のトップを務める。

シンジケートローン……複数の金融機関がシンジケート団を組成し、同一条件同一時期に協調融資を行う。

レバレッジドローン……シンジケートローンのうち、債務が多く信用格付が低い企業への融資を指す。

ムンロの着任は4月の予定。直属の上司は債券シンジケート責任者(アメリカ市場)のブライアン・コリアンドロになる。

ムンロは2001年に米投資銀行JPモルガンでキャリアをスタートさせ、英銀行大手ロイヤル・バンク・オブ・スコットランドの証券部門やスイス金融大手UBSの証券部門を経て、2018年からゴールドマン・サックス。天然資源、ESG、グリーン、ミドルマーケット(中堅企業市場)を対象とするレバレッジドファイナンスを担当した。

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