エディ・マーフィら、『星の王子 ニューヨークへ行く』で白人俳優をキャスティングするよう「強制された」と語る

星の王子 ニューヨークへ行く

『星の王子 ニューヨークへ行く』より。エディ・マーフィとアーセニオ・ホール。

Paramount

  • エディ・マーフィとアーセニオ・ホールは、パラマウント・ピクチャーズが映画『星の王子 ニューヨークへ行く』(1988年)のキャストを気にしていたと語った。
  • ホールは、2人がパラマウントから白人の俳優3人の名前が書かれたリストを渡され、この中から1人選ぶよう言われたと話した。
  • そして、2人はスタンドアップ・コメディアンのルーイ・アンダーソンを選んだ。アンダーソンは1988年の映画とその続編でモーリスを演じている。

1980年代後半に『星の王子 ニューヨークへ行く』を作った時、エディ・マーフィは世界で最も人気のある喜劇俳優の1人だったが、それでも映画を作るにあたってはスタジオのリクエストに従わなければならなかったことが分かった。

続編『星の王子 ニューヨークへ行く 2』の宣伝でトーク番組『ジミー・キンメル・ライブ!』に出演したマーフィと共演者のアーセニオ・ホールは、1988年の映画にスタンドアップ・コメディアンのルーイ・アンダーソンが出演したのは、パラマウント・ピクチャーズが白人の喜劇俳優を出したがったからだと明かした。

「ルーイのことは大好きだ。でも、ぼくたちはルーイを映画に出すよう強いられたんだと思う」と、司会のジミー・キンメルにどういう経緯でアンダーソンが映画に出演することになったのか尋ねられたホールは語った。

「白人を出すよう強制されたんだ」

映画の中で、父親が選んだ花嫁ではなく、アメリカへ自ら結婚相手を探しに行くアキーム王子を演じたマーフィは、キャストが全員黒人だったことをスタジオは気にしていたのだと語った。

『星の王子 ニューヨークへ行く』

『星の王子 ニューヨークへ行く』より。エディ・マーフィとルーイ・アンダーソン。

Paramount

「彼らは『映画には白人がいないとダメだ』って感じだったね」とマーフィは当時を振り返った。

「ぼくは『何だって?』じゃあこの辺で一番おもしろい白人は誰だ?って感じだった。ぼくたちはルーイが素晴らしいのは知っていたから、それでルーイが映画に出ることになったんだ」

Insiderはパラマウント・ピクチャーズにコメントを求めたが、回答は得られなかった。

「それは公になっていたよ」とホールは語り、パラマウントから2人に白人の喜劇俳優のリストが送られてきて、その中から1人選ぶよう言われたと付け加えた。

「リストがあった。3人の白人の名前が書かれたリストを彼らからもらったんだ。それで『誰がいい?』と聞かれて、ぼくはルーイと答えた」

当時は有名なスタンドアップ・コメディアンで、2016年にはドラマ『Baskets』でエミー賞を受賞したアンダーソンは、ハンバーガーショップ「マクドゥーウェル」の従業員モーリスを演じた。アンダーソンは続編にも出演する。

『星の王子 ニューヨークへ行く 2』は3月5日からAmazon Prime Videoで配信されている。

[原文:Eddie Murphy and Arsenio Hall said they were 'forced' to cast a white actor in 'Coming to America'

(翻訳、編集:山口佳美)

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