フェデックス、2040年までにすべての集配車両を電気自動車に…GMの配送用バンを採用。航空機燃料の削減も

フェデックス、すべての配送車を電気自動車に

フェデックスは、ゼネラルモーターズの新しいEV配送用バン「EV600」の最初の顧客企業になる。

GM

  • フェデックスは、2040年までにすべての集配車両を電気自動車に置き換える計画を発表した。
  • これは、2040年までに全世界の事業でカーボン・ニュートラルにするという同社の計画の一環だ。
  • 同社は、電気自動車、再生可能エネルギー、炭素隔離に20億ドルを投資するという。

フェデックスは3月3日、全世界の事業でカーボンニュートラルにする計画を発表し、そのために2040年までにすべての集配車両を排気ガスを出さない電気自動車に変更するという。同社はまた、電気自動車、クリーンエネルギー、炭素隔離に20億ドルを投資するという。

フェデックスは、今後19年間で配送車両すべてを置き換えるという。そのために、2025年までにフェデックスが購入する車両の半数を電気自動車にし、2030年までに新規購入の100%を電気自動車にする。

同社は、ゼネラルモーターズの配送用バン、EV600を採用する初の企業となる予定で、最初の納車は2021年後半になる見込みだ。さらに、航空機と自動車の排気ガス削減のため、代替燃料への投資を継続して行っていくという。航空機の燃料消費量削減にも取り組むとしている。

フェデックスはまた、イエール大学の炭素回収センター設立のために、1億ドルの寄付を行うと述べた。同センターは、地球上の過剰な炭素の回収と貯留のため、炭素の隔離方法を研究するために作られる。現在、航空機から排出されているガスに相当する量の温室効果ガスを除去するのが当初の目的だ。

フェデックスは、輸送のカーボン・ニュートラルと、環境にやさしい包装資材についても取り組むと述べた。

「我々は環境への負担軽減について大きく前進してきたが、さらに取り組まなければならない」と、同社の最高サステナビリティ責任者(CSO)のミッチ・ジャクソン(Mitch Jackson)は語った。

「この業界が長期的に健全であることは、地球が健全であることにつながる。だが、この試みは最低ライン以上のもので、行うべき正しいことだ」

このニュースは、自動車メーカーがますます電気自動車製造へ方針転換を図る中、発表された。現在、電気自動車のマーケットはテスラが優位だが、安価な中国の競合企業が迫ってきている。

アメリカ最大の自動車メーカー、ゼネラルモーターズは、2035年までにガソリン車の販売を終了すること、今後5年間で電気自動車と自律走行車に270億ドルを投じることを発表した。

その他、ジャガー・ランドローバー2039年までに電気自動車へ完全移行、フォルクスワーゲンは2020年の電気自動車の販売数が3倍に増加し、アップルは電気自動車を自社で製造すると報じられている。

BMWは2020年、電気自動車版のミニ「Mini Electric」の販売を開始した。これはInsiderが以前報じたように、現在アメリカで最も安い電気自動車だ。

[原文:FedEx is going all-electric. It will invest $2 billion in a zero-emissions delivery fleet and other carbon-cutting measures by 2040, it said.

(翻訳:Makiko Sato、編集:Toshihiko Inoue)

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