Disney/Pixar
- ピクサー(Pixar)は1995年以降、23本の映画を作り、そのほとんどが批評家からも高く評価されてきた。
- 中でも『トイ・ストーリー』とその続編は高い評価を受けている。
- 一方で、『カーズ』(2006年)とその続編の評価は、他の大半のピクサー映画に比べて低い。
ピクサーの23本の長編アニメーション映画はこれまで、あらゆる世代の視聴者を笑わせたり、泣かせたりしてきた。
その大半が名作と見なされているものの、全ての作品が満場一致で批評家から高く評価されているわけではない。
映画評論サイト「ロッテン・トマト(Rotten Tomatoes)」の批評家スコアに基づく、ピクサーがこれまでに作った最高のアニメ映画9本と最低のアニメ映画9本を見ていこう。
※スコアは変動する可能性があります。
『トイ・ストーリー』(1995年)は、そのユニークなストーリーと果てしないユーモアで批評家に愛されている。
『トイ・ストーリー』では、メインのキャラクターの声をティム・アレンとトム・ハンクスが担当。
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批評家スコア:100%
『トイ・ストーリー2』(1999年)の評価も高い。
『トイ・ストーリー2』では、カウガールのジェシーとしてジョーン・キューザックがキャストに加わった。
Disney/Pixar
批評家スコア:100%
『ファインディング・ニモ』(2003年)は、映像が素晴らしいと高く評価された。
『ファインディング・ニモ』ではアルバート・ブルックスがマーリンの声を、エレン・デジェネレスがドリーの声を担当した。
Disney / Pixar
批評家スコア:99%
批評家たちは『インサイド・ヘッド』(2015年)をピクサーの最も心温まるストーリーの1つと呼んだ。
『インサイド・ヘッド』ではフィリス・スミス、ビル・ヘイダー、ルイス・ブラック、ミンディ・カリング、エイミー・ポーラーが感情たちの声を担当した。
Disney/Pixar
批評家スコア:98%
『カールじいさんの空飛ぶ家』(2009年)は多くの批評家に感動の涙を流させた。
『カールじいさんの空飛ぶ家』ではエドワード・アズナーがカールの声を担当。
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批評家スコア:98%
批評家たちは『トイ・ストーリー3』の感動的なストーリーが大好きだ。
『トイ・ストーリー3』ではウッディやバズたちがサニーサイド保育園へ行く。
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批評家スコア:98%
『トイ・ストーリー4』(2019年)は多くの批評家の期待を上回った。
『トイ・ストーリー4』ではトニー・ヘイルが新しいおもちゃ「フォーキー」の声を担当した。
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批評家スコア:97%
『リメンバー・ミー』(2017年)は、温かさに満ちた映像の宝石と称賛された。
『リメンバー・ミー』ではアンソニー・ゴンザレスがミゲルの声を担当した。
Disney/Pixar
批評家スコア:97%
批評家たちはピクサーのスーパーヒーロー映画『Mr.インクレディブル』(2004年)が大好き。
『Mr.インクレディブル』はピクサーによるオリジナルのスーパーヒーロー物語だ。
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批評家スコア:97%
一方、『ファインディング・ドリー』(2016年)の評価は他のピクサー作品に比べてやや低かった。
『ファインディング・ドリー』では、ドリーの過去も明らかに。
Disney
批評家スコア:94%
『バグズ・ライフ』(1998年)は、その寓話的なストーリーにポジティブな反応も。
『バグズ・ライフ』ではデイヴ・フォーリーが主人公「フリック」の声を担当。
Disney / Pixar
批評家スコア:92%
『2分の1の魔法』(2020年)に対する批評家の評価はあまり高くなかった。
『2分の1の魔法』ではメインキャラクターの声をトム・ホランドとクリス・プラットが担当。
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批評家スコア:88%
『モンスターズ・ユニバーシティ』(2013年)は前作には劣るものの、一部の批評家は高く評価した。
『モンスターズ・ユニバーシティ』はマイクとサリーの大学時代を描いた。
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批評家スコア:80%
他のピクサー作品に比べ、クリエイティブ面での評価は低めだが、それでも批評家たちは『メリダとおそろしの森』(2012年)を楽しんだ。
『メリダとおそろしの森』ではケリー・マクドナルドがメリダ王女の声を担当した。
Disney / Pixar
批評家スコア:78%
『アーロと少年』(2015年)について、批評家たちはかわいいけれど、ありふれたアニメ映画だと考えた。
『アーロと少年』ではレイモンド・オチョアがアパトサウルスのアーロの声を担当。
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批評家スコア:76%
多くの批評家にとって、『カーズ』(2006年)はピクサー作品で初めて、すぐに恋に落ちなかった映画だった。
『カーズ』ではオーウェン・ウィルソンがライトニング・マックィーンの声を担当した。
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批評家スコア:74%
批評家たちは『カーズ/クロスロード』(2017年)を型どおりの家族向け映画と見なした。
『カーズ/クロスロード』ではオーウェン・ウィルソンがライトニング・マックィーンの声を、クリステラ・アロンゾがクルーズ・ラミレスの声を担当した。
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批評家スコア:69%
ピクサー作品の中で最も評価が低いのは、批評家たちに退屈だと評された『カーズ2』(2011年)だ。
『カーズ2』ではメーターがスパイに。
Disney/Pixar
批評家スコア:40%
[原文:The 9 best and 9 worst Pixar movies of all time]
(翻訳、編集:山口佳美)