キャサリン妃(左)とメーガン妃。ウィンブルドンで。
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- メーガン・マークルは、マスコミの彼女の扱いが他の王族とは違ったと述べた。
- メーガン妃は、ケイト・ミドルトンとの扱いの違いについて「無礼と人種差別は同じではない」と述べた。
- 王室のプレスチームはキャサリン妃を擁護したが、彼女のためには同じことをしなかったという。
メーガン・マークルは、オプラ・ウィンフリーとのインタビューで、イギリスのメディアの、彼女とケイト・ミドルトンの扱いの違いに言及した。
CBS This Morningで放映されたインタビュー映像では、メーガン妃は、王室が彼女に対するメディアの扱いを、キャサリン妃を含む他の王族をどのように扱ってきたかを引用することで弁解したと述べている。
「ケイトはウィリアム王子との婚約を待っていたとき、『ウェイティ・ケイティ(待ちぼうけのケイトちゃん)』と呼ばれていた」とメーガン妃は言う。そして、「それは本当に大変だったと思う。私には想像もできない。でもこれは同じではない。そして、彼の家族は気楽に『我々は皆、無礼なことに対処しなければならなかった』と言うが、無礼と人種差別は同じではない」と述べた。
メーガン妃はまた、王室のプレスチームはキャサリン妃を守ったが、彼女のためには同じことをしなかったと述べた。
「何かが真実ではないときに、プレスチームが公式発表を行うこともあったが、私たちのためにはそんなことは起こらなかった」と彼女は付け加えた。
例えば、マークルは当時のメディアの報道に反して、結婚式の週にミドルトンに泣かされたと語っている。彼女は、王室やプレスチームは真実を知っていたが、この話を訂正するようなことは何もしなかったと述べている。
メーガン妃(右)はイギリスのメディアの、キャサリン妃との扱いの違いについて語った。
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以前、Insiderが報じたように、マークルはミドルトンが称賛されたのと同じことをしてしばしば批判された。専門家は、メディアのマークルとミドルトンの扱いの違いには人種差別が存在するとInsiderに語っている。
ヘンリー王子とメーガン妃は、王室から身を引くという決断に人種差別が大きな影響を与えたとオプラに語った。ヘンリー王子はまた、メーガン妃と出会わなければ「システムの中に閉じ込められている」ことに気づかず、王室生活から身を引くことはなかっただろうとも語っている。
バッキンガム宮殿にコメントを求めたが、回答はまだ得られていない。
(翻訳、編集:Toshihiko Inoue)