客室乗務員が明かす、乗客が知らないフライト中の秘密

客室乗務員

Shutterstock

新型コロナ禍で、飛行機に乗る機会もめっきり減ってしまった……。そんな人は多いだろう。それでも、客室乗務員の仕事の重要性は変わらない。

客室乗務員が乗客に明かすことのない、フライト中の秘密とは?Business Insider Japanでは、Q&Aサイト「Quora」に寄せられた数多くの問の中から、Quoraの協力を得てその回答をまとめた。(※回答は全ての航空会社に該当するわけではありません。写真はイメージです


特定の航空機には「客室乗務員の休憩用コンパートメント」が搭載されている

「14時間以上の長距離フライトを例にすると、4〜5時間の休憩があります。客室乗務員は休憩を航空機内のどこかで取ります。このような隠しドアが機内のどこかにあります」

休憩室が客室の上にあるか下にあるかは、航空機の種類によって異なる。航空機の種類によって休憩室の仕様も異なる。

クルーが休む場所

Chris McGrath / Getty Images

「さまざまな航空機の種類により、休憩室が上にあるか下にあるかは異なります。航空機の種類によって休憩室の仕様も異なります」

外側から解錠することができるトイレもある

画像:Quora

「離陸時と着陸時などにはお手洗いを施錠します。あなたが乗客だとして、お子さんが中から鍵を開けることができなくなったときなどは、この解錠の方法を知っておくと良いでしょう。これまで、お手洗いの中で乗客がパニック発作を起こしたことがあります。私たちは上記の写真のように鍵を開けます。金属の取っ手をずらして開けるだけです」

機内食は冷凍して保存されている

機内食

Shutterstock / Norman Chan

「機内食はサービス時間中に加熱します」

機内にはさまざまなモニターがある

機内

Shutterstock / Nadir Keklik

「例えば、客室乗務員は必要に応じてこれらのモニターを通して呼び出しをオフにすることができます。呼び出しを押しても誰も来てくれず、呼び出しライトが消えてしまったたときには、もう一度押してください」

お菓子や飲み物が欲しい場合はギャラリー(キッチン)に行って頼んだ方が良い

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KITTIKUN YOKSAP / Shutterstock

「乗客が呼び出しボタンを押すよりも、ギャラリーに来て追加注文を頼まれるほうが乗務員にとってはありがたいです」

「呼び出しボタンを押すと、乗務員の機嫌が悪くなることもあります。自分自身でギャラリーに行けば乗務員も快く対応してくれるでしょう。」

[元記事:What are some things that airline cabin crews know, but won't tell you?

(翻訳・編集、西山里緒)

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