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フォルクスワーゲン、広報戦略でもテスラに対抗…CEOが積極的にSNSで発言、イベント「パワーデー」を挙行

フォルクスワーゲン、テスラに対抗して「パワーデー」、ヘルベルト・ディースCEO

フォルクスワーゲンのヘルベルト・ディースCEOは、2021年1月にツイッターを開始し、イーロン・マスクに対抗した。

Aly Song/Reuters

  • フォルクスワーゲンのCEOが「パワーデー」という名のイベントを行うことを発表した。
  • このイベントは3月15日(現地時間)に実施予定で、テスラの9月の「バッテリーデー」に似ているように思える。
  • ディースCEOは、同社の重要なミッションの一つがテスラに対抗することであると明らかにしている。

フォルクスワーゲン・グループのヘルベルト・ディース(Herbert Diess)CEOは、SNSで存在感を示し、電気自動車の車種を急速に増やすなどの手法で、テスラとイーロン・マスク(Elon Musk)の成功を再現しようとしているようだ。

そして同社の最新の動きに、テスラが2020年9月に行った「バッテリーデー」と同じような、バッテリーをテーマにしたイベントの開催がある。

ディースCEOは3月9日、フォルクスワーゲンが3月15日に行う「パワーデー」について発表した。彼はイベントの詳細にほとんど触れず、「これは、単なる車の展示イベントではない」とだけ述べた。

イーロン・マスクもテスラのバッテリーデー開催について発表したとき、そこで何が行われるかを明らかにせず、数か月間話題を集めた。マスクの活発なツイッター投稿や派手なプレゼンテーションは、広告予算を持たないテスラに恩恵をもたらしている。

最近のディースは明らかに、テスラの特徴的な手法を見習おうとしているように見える。彼は1月にツイッターを開始するとすぐにマスクに対して「あなたのマーケットシェアを少し奪ったよ」と友好的な投稿を行った。

ツイッター以外では、現在最も価値のある自動車メーカーで、電気自動車の販売では群を抜くリーダーであるテスラに対抗することを公に語っている。彼は2020年11月のブログで、テスラに追いつくための新しい試み「ミッションT」の詳細について明かした。それには、フォルクスワーゲン全体での効率的なハードウェアの共有とソフトウェア開発の強化などが含まれている。

同グループは現在、アウディ、ポルシェ、フォルクスワーゲンの各ブランドで、アメリカ市場向けの電動クロスオーバーID.4を始めとする複数の電気自動車を開発している。そして2030年までに、70車種の電気自動車を発表する計画だ。

そして一部のウォール街のアナリストは、長期的に見て同社が電気自動車の分野でテスラに匹敵する勢力になることは間違いないと見ている。

UBSのアナリストチームは3月3日に公表した報告で、テスラとフォルクスワーゲンが2025年までに電気自動車メーカーの最大手になると予測した。それによると、2025年の電気自動車販売台数は、テスラが230万台、フォルクスワーゲンは260万台だ。

[原文:Volkswagen announced its first 'Power Day' event months after Tesla's long-hyped 'Battery Day'

(翻訳:Makiko Sato、編集:Toshihiko Inoue)

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