ホワイトハウスのカメラマンが捉えた、バイデン政権最初の50日のベストショット 21

アメリカのバイデン大統領は、かつてない状況の中でホワイトハウスに入った。就任から50日あまりが過ぎた。

大統領就任式の直前には、トランプ前大統領を支持する暴徒らが連邦議会議事堂を襲撃し、トランプ前大統領は2度目の弾劾訴追を受けた。そしてバイデン大統領が就任した時点で、アメリカでは新型コロナウイルスのパンデミックで約40万人が命を落としていた。

1月20日に就任したバイデン大統領は、ワクチン接種のペースを加速させ、1兆9000億ドル（約200兆円）規模の経済対策｢アメリカン・レスキュー・プラン｣を成立させるなど、"新しい時代"をリードしている。

感染対策として引き続きソーシャル・ディスタンスなどが求められる状況ではあるものの、ホワイトハウスのカメラマンたちはバイデン政権の内側が垣間見える写真を提供した。

その中から印象的なものをいくつかを紹介しよう：

就任式当日、バイデン大統領とハリス副大統領は、それぞれの配偶者であるファーストレディーのジル・バイデン氏とセカンドジェントルマンのダグ・エムホフ氏とともに、一致団結しているように見えた。

寒波に襲われた州の知事らとの会議では、バイデン大統領はマスクを耳にぶら下げていた。

会議の合間にホワイトハウスで暮らしている飼い犬のチャンプを可愛がる場面も。

2月には、テレビ番組『ケリー・クラークソン・ショー』のインタビューを受けた後、司会者のケリー・クラークソン氏と記念撮影。

バイデン大統領とハリス副大統領は、知事や市長らと経済対策｢アメリカン・レスキュー・プラン｣について話し合っていた。

｢ファーストドッグ｣のチャンプ、メジャーと大統領執務室で。

バイデン政権はアメリカ各地に連邦緊急事態管理庁（FEMA）のワクチン接種会場を18か所作った。バイデン大統領はテキサス州ヒューストンの接種会場で軍関係者に挨拶をした。

新型コロナウイルスについて、感染症の専門家でアメリカ国立アレルギー感染症研究所（NIAID）の所長アンソニー・ファウチ博士のブリーフィングを受けるバイデン大統領。

セカンドジェントルマンのオフィスにいる夫を訪ねたハリス副大統領。

コロナ禍でZoomを使った会議が現実のものになった。

ハリス副大統領はNASAの宇宙飛行士ともビデオ通話を楽しんだ。

ハリス副大統領は、大統領選の予備選挙をともに戦ったピート・ブティジェッジ氏を運輸長官に宣誓就任させた。

ホワイトハウスのサウスローンを走り回るメジャーとチャンプ。

ホワイトハウスもバレンタインをお祝い。

ホワイトハウスを走り回るメジャーとチャンプ。

2月上旬、バイデン大統領とジル夫人はトランプ前大統領の支持者らによる連邦議会議事堂乱入事件で死亡した警官ブライアン・シックニックさんを追悼した。

"スーパーボウルを見る会"に参加している任務中の軍関係者と、デラウェア州ウィルミントンにあるレイクハウスから電話で話すバイデン大統領。

ファーストレディーのジルさんは、McGlothlin Medical Education Centerで科学に興味を持った。

ジルさんはワシントンD.C.のマイノリティーが経営する小さな店も訪れた。

貧困撲滅のために連邦政府には何ができるかさらに学ぶため、バイデン大統領とジル夫人は2月下旬、テキサス州ヒューストンにあるフードバンクを視察した。

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［原文：The 21 best images White House photographers captured during Biden's first 50 days］

（翻訳、編集：山口佳美）