グーグルの親会社アルファベットが、機密開発研究所「X」で極秘に進める有望プロジェクト7選

グーグルを擁するアルファベットの中で最も魅了的な存在といえば、その機密開発研究所「X」だ。ドローンから完全自動運転自動車まで、最高機密扱いの研究開発を制限なく行うXは、これまでグーグル・グループの大型“ムーンショット”プロジェクトを生み出してきた。

その中から、自動運転車開発会社ウェイモ(Waymo)をはじめとするいくつかのプロジェクトはXを「卒業」し、アルファベット傘下の事業会社となった。また、エネルギー貯蔵を手掛けるマルタ(Malta)のように、グーグル・グループ外の独立企業となった例もある。

一方、完全な失敗に終わったプロジェクトもある。2021年2月、アルファベットは、気球ネット事業を進めていた子会社ルーン(Loon)の解散を発表した。風力エネルギー用凧開発会社マカニ(Makani)についても、2020年、事業の中断を発表した。

しかしグーグル・グループは、さらに大型の事業を立ち上げる野心を持っている。例えば、産業用ロボット・プロジェクトやスマーティ・パンツ(SmartyPants)と呼ばれるモビリティ支援プロジェクトだ。さらに、Xが最近力を入れている気候変動に取り組むプロジェクトもある。

そこで本稿では、Insiderや他の報道に基づき、Xで進められている特に有望なプロジェクトを紹介する。

ウルヴァリン

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