体を鍛えるときに間違えやすい5つのこと…「イギリス最強の男」に聞いた

イギリス最強の男、アダム・ビショップ。

イギリス最強の男、アダム・ビショップ。

Adam Bishop

  • イギリス最強の男、アダム・ビショップはデッドリフトで440kgを上げる。
  • 彼によると、多くの人々が体を鍛えようとするときに5つの間違いを犯しやすいという。
  • 休息を十分に取らないことや、負荷を急激に増やそうとすることは、進歩の妨げになる可能性がある。

体力をつけるには、ウエイト・トレーニング、十分な食事、そして忍耐が必要だ。イギリスの最強の男、アダム・ビショップ(Adam Bishop)ほど、それをよく知っている人はいない。

以前はイングランドのラグビーチーム、ハリクインズFCのストレングス&コンディショニング・コーチだったビショップは、コロナウイルスのパンデミックで自分のトレーニングに集中することができるようになり、2020年にはイギリスの「最強の男コンテスト」で優勝した(世界では第6位だった)。

身長190cm、体重150kgであるにもかかわらず、ビショップは自分自身をこの競技では「小さな男」だと考えている。彼は2012年に体重105kg未満のクラスでこの競技に初めて参加した。今ではデッドリフト440kg、スクワット370kg、ログプレス193kgが可能になった。

32歳のビショップはInsiderに、体力をつけようとするときに人々が犯す主な間違いが5つあると教えてくれた。


1. 十分な休息を取らない

意外かもしれないが、トレーニング量を減らし、休息の量を増やすことで、筋力アップにつながる可能性がある。「人々は休息のことを過小評価している」とビショップは言う。

「ジムの中でだけ強くなるというものではない。実際にはジムを出ると体力は落ちる。体に加えたストレスに適応できるようになるまでは体力はアップしない」

その反応を起こすためには休息が必要だ。ビショップは、筋肉を回復させるために週に3日の完全な休息日を設定していて、その際はマッサージマシンを使っている。

「3日間の休息は私にとって非常に大切だ。回復して体調を整え、再びトレーニングすることができるようになる」と、彼は言う。

「初心者が陥りがちな大きな問題の1つは、常にトレーニングをしようとして、十分な休息を取っていないことだ」


2. アシスタンス・エクササイズに集中しすぎる

筋力をつけるには、シングルレッグやレジスタンスマシンなどのアシスタンス・エクササイズ(補強トレーニング)ではなく、全身を使ったコンパウンド・トレーニングを中心に行うのが最も効率的だ。しかし、ビショップは、多くの人が間違っていると考えている。

「我々は、スクワット、ベンチプレス、デッドリフト、オーバーヘッドプレスなどを使って、自分の筋力を測っている。もし、これらの動作を上達させるために時間をかけていないのであれば、その動作で強くなることはないだろう」


3. 正しいフォームを作る前に負荷を上げる

バーベルの重さを増やしてパーソナル・ベストを目指したいのはわかるが、ビショップは、技術が十分でない場合は、そうした願望を横においておくほうがよいという。

2020年の「世界最強の男コンテスト」では第6位だった。

2020年の「世界最強の男コンテスト」では第6位だった。

Adam Bishop

「フォームとテクニックが正しくなく、エネルギーを無駄にしている場合は、トレーニングの効率が悪いだけでなく、時間も無駄にしてしまう」とビショップは言う。

「フォームが完成したら、ウェイトを増やせばいい」

筋力を強化するにはボディコーディネーションが必要だ。テクニックを完璧に身につけることで、より重い重量を上げ、より強くなることができる。

4. 十分な睡眠を取らない

ほとんどの人は十分な睡眠をとっていないが、睡眠は筋力をつけるには欠かせないものだ。

睡眠不足になると、ジムで最高のパフォーマンスを発揮することができない。さらに、眠っている間は筋肉を作る成長ホルモンが分泌され、トレーニングで傷んだ筋肉が修復される時でもある。

「質のよい睡眠は、ジムでのトレーニングだけでなく、メンタル面でも大きなメリットがある」とビショップは述べている。


5. プロのアスリートの真似をする

多くの人はプロのアスリートのようにトレーニングしたいと思っているが、我々は彼らと同じではないことを覚えておく必要がある。ビショップは週に7回のトレーニングを行い、ライフスタイルもそれに合わせている。彼は、彼と同じトレーニングを行おうとしている人をよく見かけるが、それは間違いだと指摘する。

「少しずつ上達していく必要がある。単にプロのアスリートがやっていることを真似するのではなく」とビショップは言い、自分も15年間トレーニングを積んできたのだと付け加えた。

同様に、彼の食事を真似しないほうがいいという。ビショップは現在、毎日6500カロリーから7000カロリーを摂取しており、週に約120個の卵、2.5kgのステーキ肉、2.5kgの鶏肉、それに多くのオート麦と米を食べている。

[原文:5 crucial mistakes people make when trying to build strength, according to the UK's strongest man

(翻訳、編集:Toshihiko Inoue)

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