無料のメールマガジンに登録

平日17時にBusiness Insider Japanのメルマガをお届け。利用規約を確認


2023年までに発売される主な電気自動車18台…テスラのスーパーカーからワーゲンバス、ハマーまで

カヌーのピックアップは2023年に発売予定だ。

カヌーのピックアップ・トラックは2023年に発売予定だ。

Canoo

  • 今後、数十台の電気自動車が市場に殺到することになる。
  • 新しいEVは、ルシード、リヴィアン、カヌーなどの新興企業と、フォードなどの従来の自動車メーカーから発売される。
  • 2023年までに、スーパーカーからオフロードピックアップまで、すべての車種でバッテリー駆動を選べるようになるだろう。

1世紀以上の間、道路を支配してきたのはガソリン車だったが、これからは電気自動車(EV)が主流になるだろう。

現在でも、地球環境に配慮した買い物をする人は、何十種類ものEV(部分的なものを含めて)から乗りたい車を選ぶことができる。しかし、新興企業が成熟し、伝統的な自動車メーカーがこの分野に参入するにつれ、市場に出回るEVの数は今後数年間でさらに多くなるだろう。

ゼネラル・モーターズ(General Motors)は、2025年までに30の電気自動車をショールームに並べることを計画しているし、他の自動車メーカーも同様に、ガソリン車を廃止してゼロエミッション車を導入することを表明している

マッキンゼー・アンド・カンパニーのアナリストは、自動車メーカーが2025年までに400種類の新しいバッテリー駆動車を発売すると予測している。しかし、それ以前に、たくさんの興味深い新型EVが販売されるだろう。

2023年までに市場に投入されるクールなEVを、その登場予定年とともに紹介しよう。


アウディ E-Tron GT(2021年)

Audi E-Tron GT.

Audi E-Tron GT.

Audi

アウディ(Audi)はしばらく前からE-Tron GTを喧伝してきたが映画「アベンジャーズ:エンドゲーム」でコンセプトモデルを披露し、ついにこの2月に実物を披露した。

ベースモデルの価格は約10万ドルからで、出力は469馬力、航続距離は383kmだ。Audiによると、14万ドルの高性能RSモデルは590馬力を発揮し、3.1秒で時速100kmに達するという。

この車は2021年夏、アメリカのディーラーで販売される。


BMW i4(2021年)

BMW i4.

BMW i4.

BMW

BMWのEVには、かつて流行していた「i」という接頭辞が付いているため、時代遅れの印象がある。しかし、このi4は、BMWのEVの未来を感じさせるモデルになっている。

BMWによると、最初のEVセダンであるi4は、EPAの推定航続距離が約480kmで、出力は最大530馬力。パフォーマンスモデルもある。


BMW iX(2022年)

BMW iX.

BMW iX.

BMW

BMWは、X5と同じサイズの電気SUVも開発しており、2021年後半に生産を開始し、2022年初頭にディーラーに並ぶ予定だ。航続距離は480km以上、最高出力500馬力を誇るiXは、BMWのフラッグシップEVになる。

ドイツでは約9万2000ドルから販売されるが、アメリカその他での価格は未定。


ボリンジャー B1/B2(2022年)

Bollinger B1.

Bollinger B1.

Bollinger Motors

ミシガン州を本拠地とするEVメーカー、ボリンジャー・モーターズ(Bollinger Motors)は、昔ながらの雰囲気を残した最先端のEVを開発することに成功した。

ボリンジャーは、SUVの「B1」とピックアップの「B2」の販売を計画している。これらの車両は、一昔前のオフロード車のような実用的な外観、むき出しのリベット、マニュアル操作スイッチ類を備えている。しかし、ボリンジャーによれば、これらの車は614馬力と905Nmのトルクを発生する。

B1とB2の価格は12万5000ドルで、納車は2022年を予定している。


キャデラック リリック(2022年)

Cadillac Lyriq.

Cadillac Lyriq.

Cadillac

キャデラック(Cadillac)は、GMのフラッグシップ・エレクトリック・ブランドになる予定で、その最初のEVの発売が目前に迫っている。2020年の夏にコンセプトモデルとして発表されたリリック(Lyriq)は、2022年にアメリカのディーラーで販売されれば、GMが開発したアルティウム(Ultium)バッテリーを搭載した最初の車のひとつになる。

詳細は明らかになっていないが、GMはこのクロスオーバーには後輪駆動と全輪駆動のバージョンがあり、最低でも480kmの航続距離を実現すると述べている。販売開始時の価格は7万5000ドルから10万ドルになる見込み。


カヌー ピックアップ・トラック(2023年)

Canoo pickup truck.

Canoo pickup truck.

Canoo

EVスタートアップのカヌー(Canoo)が開発中のピックアップは、現在の道路上にあるものとは異なる。ポッド型のトラックには、折り畳み式の作業台、ベッドエクステンダー、豊富な電源コンセント、カスタマイズ可能な後部座席など、数多くの便利な機能が組み込まれている。

このトラックは企業ユーザーをターゲットにしているが、究極のアドベンチャービークルとしても位置づけられている。同時にさまざまなキャンピングカーシェルやルーフラックも発売されるという。プレオーダーは2021年後半に開始される。


フォード F-150 Electric(2022年)

2021 Ford F-150 Raptor.

2021 Ford F-150 Raptor.

Ford

フォード(Ford)F-150は、アメリカで最も売れているピックアップトラックであるだけでなく、40年以上にわたってアメリカで最も人気のある車だ。そして2022年には、電気バージョンが登場する。

フォードはすでにF-150 EVの発売を予告しており、100万ポンドの荷物を積んだ貨物列車を牽引するプロモーションビデオを公開している。F-150 EVはデュアルモーターになると言われているが、それ以上の詳細は明らかなっていない。


GMCハマー EV(2021年)

2022 GMC Hummer EV.

2022 GMC Hummer EV.

GMC

GMは、人気車種のハマー(Hummer)の名前を、GMC ハマー EVで復活させた。GMCはこのモデルを「スーパートラック」と呼び、1000馬力と560kmの航続距離を提供すると述べている。11万2595ドルの「Edition 1」は2020年秋、予約者に向けて納車される予定で、その他いくつかのグレードの発売も予定されている。


ルシード Air(2021年)

Lucid Air.

Lucid Air.

Lucid

ルシード(Lucid)はモデルSプロジェクトを主導した人物が経営し、テスラのエンジニアが在籍する新興EVメーカーで、Airのその最初の量産車だ。

この高級セダンは、EPA(アメリカ環境保護庁)の推定航続距離が最大832kmでベース価格が7万ドル以下と、モデルSと直接競合するものだ。ルシードが連邦税の優遇措置後の価格を6万9900ドルと発表したのと同じ日に、テスラもモデルSの価格を引き下げ、わずか数百ドルだがモデルSの方が安くなった。


ルシード SUV(2023年)

Lucid Motors Project Gravity.

Lucid Motors Project Gravity.

Lucid Motors

テスラの戦略を見習って、ルシードは高級セダンの後にクロスオーバー車を作る計画だ。

ルシードは、Project Gravityと名付けられたファミリー向け車両については多くを語っていないが、室内スペースを十分に提供し、「高級SUVを再定義する」と述べている。Airと同じプラットフォームで構築されるという。


ポルシェ マカン EV(2022年)

2020 Porsche Macan GTS.

2020 Porsche Macan GTS.

Kristen Lee

ポルシェ(Porsche)は現在、EVはスポーツセダンのタイカンしか販売していない。しかし、このドイツの高級車メーカーは、2022年末までに、ベストセラーモデルであるSUV、マカンのバッテリー駆動バージョンの製造を開始する予定だ。ケイマンとボクスターのEVも開発中だが、フラッグシップである911のゼロエミッションバージョンの計画はない。


ポルシェ タイカン・クロスツーリスモ(2021年)


2021 Porsche Taycan Cross Turismo.

2021 Porsche Taycan Cross Turismo.

Porsche

マカンのEVが登場するのはまだ先のことだが、実用性と十分な荷室容量を備えた電気自動車のポルシェを望むユーザーは、タイカン・クロスツーリスモがぴったりかもしれない。

これは、スポーツセダンのタイカンのステーションワゴンバージョンで、ポルシェはトランクスペースを少し増やし、地上高を上げ、全輪駆動を標準仕様にした。価格は9万900ドルからで、2021年の夏にアメリカのディーラーで発売される。


リヴィアン R1T/R1S(2021年)

Rivian R1S.

Rivian R1S.

Rivian


リヴィアン(Rivian)は、カリフォルニア州を本拠地とするEVスタートアップで、2009年から車両開発を行っており、テスラの最大のライバルとされている。2021年の夏には、最初のピックアップR1TとSUVのR1Sの納車を開始する予定だ。

R1TとR1Sは、最大643kmの航続距離、出力は最大750馬力、スライド式のキャンプ用キッチンを収納できる「ギアトンネル」などの革新的な機能を備えたハイエンド車で、アウトドア派の人々をターゲットにしている。

R1TとR1Sのベースバージョンは2022年に発売予定で、価格はそれぞれ6万7500ドルと7万ドルからとなっている。


テスラ サイバートラック(2022年)

Tesla Cybertruck.

Tesla Cybertruck.

Tesla

テスラ(Tesla)のイーロン・マスク(Elon Musk)CEOによると、待望久しいサイバートラックは完成しており、2021年後半にも納車が開始される可能性があるという。しかし、より可能性が高いのは、2022年に量産が開始されるというシナリオだという。

2019年に派手なイベントで発表されたこのピックアップは、最上位の構成で航続距離800km、時速100kmまでの加速が3秒以下になるという。また、ベッドカバーを内蔵し、スライド式のスロープを備え、ステンレス製の防弾ボディを採用している。

テスラによると、サイバートラックは最終的にシングル、デュアル、トリプルモーターの3つのバージョンがあり、価格は4万ドル以下からスタートする予定だという。


テスラ ロードスター(2022年)

Tesla Roadster.

Tesla Roadster.

Tesla

イーロン・マスクは、ロードスターが2017年に発表されたとき、この車は「史上最速の量産車」になると述べた。テスラは、このスーパーカーが時速400kmを超え、現在市場に出回っているどのEVよりも長い1000kmの航続距離を持つことを約束している。テスラによれば、時速100kmまでの加速は1.9秒、時速160kmまでの加速は4.2秒という驚異的な速さを実現するという。

しかし、これらのすばらしい性能を発揮するためには、まずは製造に至る必要がある。テスラは当初、25万ドルの「ファウンダーズ・シリーズ」が2020年に登場するとしていたが、マスクは2020年1月、生産は2022年まで待つ必要があると述べた。


フォルクスワーゲン ID.Buzz(2023年)

Volkswagen ID. Buzz concept.

Volkswagen ID. Buzz concept.

Volkswagen

2017年、フォルクスワーゲン(VW)がワーゲンバスをEVとして復活させる発表して話題になった。このバンがどのような姿で街に現れるのか、正確にはわかっていないが、コンセプトモデルは製作されている(上の写真)。

ID.Buzzの詳細はまだわからないが、VWのID.4やID.3と同じEVプラットフォームをベースにしているとのことだ。

ID.Buzzは当初、2022年に市場に投入される予定だったが、VWアメリカのスコット・キーオ(Scott Keogh)CEOが2020年1月にAutomotive Newsに語ったところによると、発売は2023年に延期されたという。

[原文:From Tesla's $250,000 supercar to Ford's electric F-150, these are the 18 coolest EVs set to hit the streets in the next 3 years

(翻訳、編集:Toshihiko Inoue)

  • Twitter
  • Facebook
  • LINE
  • LinkedIn
  • クリップボードにコピー
  • ×
  • …

Popular

あわせて読みたい

新着記事

BUSINESS INSIDER JAPAN PRESS RELEASE - 取材の依頼などはこちらから送付して下さい

広告のお問い合わせ・媒体資料のお申し込み