二酸化炭素排出量を減らすため… ビル・ゲイツ氏は飛行機の利用を減らし、人工肉を食べる

ビル・ゲイツ

ビル・ゲイツ氏。

AP

  • マイクロソフトの共同創業者で慈善家のビル・ゲイツ氏は、二酸化炭素の排出量を削減するために飛行機の利用を減らし、人工肉を食べる機会を増やすつもりだという。
  • 電気自動車に乗り、自宅にソーラーパネルを設置したのもその一環だとゲイツ氏は語った。

ビル・ゲイツ氏は、二酸化炭素の排出量を削減するために飛行機の利用を減らし、人工肉を食べる機会を増やすつもりだという。

ゲイツは3月19日(現地時間)、自身の気候変動への取り組みについて、レディット(Reddit)のAMA(Ask Me Anything:何でも聞いて)で語ったとCNBCが報じた

感染症の世界的な大流行への備えを以前から主張していたゲイツ氏は、もう1つの壊滅的な緊急事態を招きかねない"気候変動"について改めて警鐘を鳴らした。

ゲイツ氏は2020年にある警告を発していた

「地球の気温上昇は、今後40年以内に世界の死亡率を10万人あたり14人まで上昇させると見られている —— これは新型コロナウイルス感染症の死亡率と同じだ」とした上で、ゲイツ氏は「二酸化炭素の排出量が今のペースで増え続ければ、今世紀末までに気候変動は10万人あたり73人の命を奪う可能性がある。排出量が減った場合、その死亡率は10万人あたり10人に下がる」と述べた。

2021年2月には、気候変動に関する著書『How to Avoid a Climate Disaster(気候災害を回避する方法)』を出版した。

直近のレディットのAMAでは、地球上の二酸化炭素排出量を減らすためにわたしたちに何ができると思うかを尋ねられ、ゲイツ氏はいくつかのアドバイスを送るとともに、消費を減らすべきとの考えも示した。

また、二酸化炭素排出量を減らすためにどのような取り組みをしているのか尋ねられると、ゲイツ氏は「個人としては、もっといろいろとやっているんです」と答え、「わたしは電気自動車に乗っています。自宅にはソーラーパネルがあり、人工肉も時々食べています。グリーン航空燃料を買い、Climeworksの直接空気回収(Direct Air Capture: DAC)にお金を払っています。天然ガスに代わる低コスト住宅の電動ヒートポンプの資金援助もしています」と明かしたと、CNBCは報じた

また、「今回のパンデミックは旅行が減ってもわたしたちはなんとかやっていけることを示している」として、飛行機の利用を大幅に減らすつもりだとも語った。リモートワーク・モデルがうまくいっていることから、パンデミックは出張を削減または回避できることを示している。ゲイツ氏が立ち上げたマイクロソフトが作った世界的な人気アプリ「Teams」は、働く人々がバーチャルでおしゃべりをしたり、会議を開くことを可能にしている。

ゲイツ氏は以前、「気候変動は2060年までに新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と同じくらい、2100年までにはその5倍致命的なものになる可能性がある」と警鐘を鳴らしていた。

[原文:Bill Gates told Reddit users he plans to fly less and eat more synthetic meat as part of efforts to reduce his carbon footprint

(翻訳、編集:山口佳美)

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