目に見えるゴチャゴチャ感や明るさが不十分な照明は、ホームオフィスでストレスになる。
Joey Hadden/Insider
- プロジェクトマネージメント会社のWrikeによると、約94%の従業員が在宅ワークでストレスを感じている。
- 新型コロナウイルスで多くの人が在宅勤務する中、ストレスの原因がホームオフィスにあることがわかった。
- 雑然とした電源コードから薄暗い照明まで、ホームオフィスの5つのストレス要因をセラピストが明かした。
乱雑な環境がクリエイティビティとワークフローを妨げる
デスクの上や周辺が雑然としている。
Joey Hadden/Insider
オフィスではさまざまなものが散乱しやすいが、セラピストのウィーナ・カリンス(Weena Cullins)は、ホームオフィスのあらゆるものに収納場所があるべきだと、Insiderに語った。紙やコードが多くなれば、必要なものを見つける時にストレスになるかもしれない。
LaunchPad Counselingの創業者でセラピストのマーク・ローウェン(Mark Loewen)は以前、雑然とした環境は、我々が処理しなければならない視覚的情報を増加させると、Insiderに語っていた。
「スペースを作ることで、心にもゆとりをもたらすことができる」と彼は話している。
明るさが不十分だと、ストレスになる
暗い中で仕事する男性。
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カリンスは、ワークスペースの明るさが不十分だとタスクの遂行が難しくなりかねないと指摘した。
「ランプや壁付けライト、シーリングライトを付けることで、ストレスの原因となる環境を一新することができる」と彼女は語った。
リラックスするための場所にワークスペースを儲けると、仕事と休息の区別が難しくなる
リビングルームに作られたワークスペース。
Joey Hadden/Insider
「この1年間で多くの人が在宅勤務を行い、仕事とプライベートの区別がとても難しくなった」と、セラピストのアリエル・サンク(Ariel Sank)は語った。
「仕事する場所とリラックスする場所を別に作ることで、その2つを物理的にも心理的にも区別することができる」
ただし、小さな家で暮らしている場合は2つのスペースを作るのは難しいかもしれないとサンクは付け加えた。
「仕事とリラックスタイムで、椅子やテーブルを変えるだけでも、大きな違いが生まれる」
使い古した家具は、ストレスを感じさせるかもしれない
ベルリンの道端に不用品として置かれた家具。
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「時代遅れの装飾や使い古した家具は、我々のやる気を損ねる可能性がある」と、セシル・アーレンス(Cecille Ahrens)は述べた。
家のどこでも、未完成のプロジェクトがあるとストレスになる
新しい椅子の組み立てに取り組む女性。
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改装途中のホームオフィスは、ストレスになるかもしれない。
「魅力や安らぎを感じないものやストレス反応を引き起こすものに囲まれると、我々はその空間にいる時間が短くなる傾向がある」とアーレンスは述べた。
(翻訳:Makiko Sato、編集:Toshihiko Inoue)