チワワのプランサー(2)が大きな話題に。
Second Chance Pet Adoption League
- 何カ月も引き取り手のなかったあるチワワに突然、何百人という人々が家族に迎えたいと関心を持った。
- ティファニー・フォーチュナ(Tyfanee Fortuna)さんの里親募集のお知らせは、このチワワを「体重13ポンド(約5.9キロ)の怒れるマシン」と表現した。
- プランサーは男性や子ども、他の動物が嫌いだが、女性に対しては"忠実な友"だという。
アメリカでは、何カ月も引き取り手のなかったニュージャージー州在住のあるチワワ(2)に突然、何百人という人々が家族に迎えたいと関心を持った。このチワワは男性や子ども、他の動物が嫌いだという。
これは全て、保護犬の育ての親が投稿したフェイスブックのおかげだ。
4月7日のこの投稿で、育ての親のティファニー・フォーチュナさんはチワワのスペンサーを「体重13ポンドの怒れるマシン」で「小さな犬のからだに取りついた上品ぶった子ども」と表現した。
この投稿にはプランサーの長所も書かれていて、フォーチュナさんの"正直さ"に魅了された人々から4万を超える「いいね」や多くのコメントが寄せられている。
「仲間という意味では、あなたが1人になることは二度とないでしょう」とフォーチュナさんは書いた。
「(プランサーは)車に乗るのが好きで、しつけもされていて、いくつかの基本的なコマンドも理解しています。家でお留守番をしている時は静かで、ものを壊すこともありません。わたしたちはこの子を"おかしな顔"と呼んでいますが、かわいらしい顔をしています。興奮すると『笑う』こともあります」
この投稿は、9日に @HLMongoose というユーザーがツイッターで取り上げて、さらに注目を集めた。こちらにも28万を超える「いいね」や3000を超えるリプライが付いている。
保護犬の里親探しをしている非営利組織Second Chance Pet Adoption Leagueの担当者は、フォーチュナさんの投稿がきっかけで、何カ月も引き取り手のなかったプランサーへの問い合わせのメールが何百通も届いていると、Insiderに語った。
「一夜にして有名になったプランサーは今、わたしたちの生活の全てを支配していて、わたしたちは今やスペンサーのフルタイムの代理人兼報道官です」
記事を書いている時点で、プランサーの里親はまだ決まっていない。
フォーチュナさんによると、プランサーの「理想の家は、シングルの女性、母親と娘、レズビアンのカップルの家」だという。
フェイスブックの投稿には「あなたにもし夫がいるなら、わざわざ応募する必要はありません…… 夫のことが嫌いでない限り」とも書かれている。
プランサーは子どもも好きではないと言い、投稿には「プランサーはあなたの唯一の子どもになりたいのです」とある。
フォーチュナさんは、アパートやマンションに住んでいる人にもプランサーを家族に迎えることを勧めていない。隣人に噛みつくかもしれないからだという。
「この子は本物の犬というより、トラウマを抱えた上品ぶった子どものようで、わたしたち家族を悩ませている」とフォーチュナさんは書いている。
Insiderはフォーチュナさんにコメントを求めたが、回答は得られなかった。
(翻訳、編集:山口佳美)