Walt Disney Studios Motion Pictures
- ディズニーは、光の刃が現れたり消えたりする「本物のような」ライトセーバーを開発している。
- VR開発者のベン・リダウトがその仕組みを説明するアニメーションをツイッターに投稿した。
ディズニー(Disney)は、スター・ウォーズを象徴するライトセーバーを、我々の「共和国」にもたらしてくれるかもしれない。
同社が2018年に取得した特許や、The Vergeが4月13日に報じた内容によると、ライトセーバーを「本物」のような見た目と感触にするための開発が進んでいるという。もちろん、身体に危害を加えるような機能はない。
VR(仮想現実)とAR(拡張現実)関連のウェブ開発を行うベン・リダウト(Ben Ridout)は4月11日、ライトセーバーの仕組みを説明するアニメーションをツイッターに投稿した。スチール製のメジャーと同じ仕組みで伸縮するシンプルな設計で、その仕上がりは、ディズニーが以前販売していたグッズよりも、映画で登場するライトセーバーにより近いものだと考えられる。
ディズニーは本当に動くライトセーバーを発明した?
はい。
金属製のドアを溶かしたり、腕を切断したりすることはできないが、ボタンを押すと光る刃が伸びたり縮んだりする。
このアニメーションは、その技術のコンセプトを示している。
ディズニーやサードパーティのメーカーは、これまでにもプラスチック製の格納式ライトセーバーや、格納式ではないが映画で登場する小道具に近い、より高価なライトセーバーを販売してきた。しかし、今回の特許は、格納式で見た目もリアルな点が注目される。
The Vergeによると、4月8日に行われたディズニーパークのバーチャルイベントで、ジョシュ・ダマロ(Josh D’Amaro)会長がプレゼンテーションの最後に、これまでに見たことのない格納式のライトセーバーを取り出し、リダウトのようなファンを熱狂させたという。
現時点では、このライトセーバーが販売されるのか、販売されるとすればいつなのか、ディズニーパーク限定販売なのかは明らかにされていない。
ディズニー・パークは『スター・ウォーズ』の「続三部作/シークエル・トリロジー」やスピンオフ作品の公開に伴い、「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」という新たなエリアを設けた。そこには「サヴィのワークショップ」というライトセーバーを制作できるコーナーがあり、今回披露された収縮型のライトセーバーがそこで扱われる可能性がある。また、エプコットに建設中の『スター・ウォーズ』をテーマとしたリゾートでは、ホテルに宿泊しながら「没入型アドベンチャー」を体験できるようになる。
[原文:Disney may have plans for a 'real' retractable lightsaber. This animation shows how it would work.]
(翻訳:仲田文子、編集:Toshihiko Inoue)