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ワクチン接種後、1年以内に"ブースター"が必要になるだろう —— ファイザーCEOが語る

ファイザー/ビオンテックのワクチン

Jessica Hill/AP Photo

  • 新型コロナウイルスのワクチンを接種した後、1年以内にブースター(追加免疫)のワクチン接種が必要になりそうだと、ファイザーのCEOアルバート・ブーラ氏が語った。
  • CNBCの取材に応えたブーラ氏の発言は4月15日(現地時間)に報じられた。
  • ブーラ氏を含め、多くの専門家が新型コロナウイルスのワクチン接種は年1回のルーティンになるだろうと考えている。

ファイザーのCEOアルバート・ブーラ氏は、新型コロナウイルスのワクチンを接種した後、1年以内にブースターのワクチン接種が必要になりそうだと語った —— 早ければ12月にも再び必要になるということだ。

「ウイルスの影響を受けやすい人たちの感染を抑制することが非常に重要だ」とブーラ氏は4月1日、CNBCの取材に語った

感染力の強い変異株との戦いにおいては、ブースターのワクチン接種が重要なツールになるだろうとブーラ氏は付け加えた。同氏の発言は4月15日に報じられた。

新型コロナウイルス感染症は恐らく消えてなくなることはない。そのため、ワクチンの製造会社は新しい変異株と戦ったり、既存のワクチンが効かなくなった時のためのブースターの開発を急いでいる。

アップデートされたファイザーの後期臨床試験の結果は、同社のワクチン接種を受けた人たちが接種後、少なくとも6カ月は有効性が維持されたことを示している。モデルナのワクチンも6カ月後に高い有効性があることが分かっているが、研究者らにもまだ具体的にどのくらいの期間、この免疫が持続するかは分かっていない。

ブーラ氏を含め、多くの専門家が新型コロナウイルスのワクチン接種は、インフルエンザの予防接種と同じく、年1回のルーティンになるだろうと考えている。

"ブースター"は南アフリカで最初に確認された変異株をターゲットに

複数の国がブースターのワクチン接種を準備しているが、それは避けられないことなのか、そもそも可能なのかどうかは分かっていない。

特に懸念されているのが、南アフリカで最初に確認された変異株「B.1.351」にワクチンがどう反応するか、だ。ファイザー、モデルナ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、アストラゼネカのワクチンはいずれもこの変異株に対して有効性が大幅に低い研究は示している

ファイザーとモデルナは、「B.1.351」に効くブースターを開発中だ。

「夏にはブースターのワクチンの承認を得たいと願っている。そうすれば、秋までにブースターを接種できるようになるし、誰もが普通の秋を迎え、この半年で経験してきたような秋や冬を過ごさずに済む」とモデルナのCEOステファン・バンセル氏はInsiderに語っている

オックスフォード大学のワクチン学者で、アストラゼネカのワクチン開発を手伝ったイギリスのサラ・ギルバート(Sarah Gilbert)氏も、「B.1.351」に取り組もうとするワクチンは「秋には接種できるようになる可能性が非常に高そうだ」とBBCの番組『アンドリュー・マー・ショー』で語った

イギリス政府のワクチン配布担当ナディム・ザハウィ(Nadhim Zahawi)氏も、2021年後半にはワクチン接種を済ませた人たちがもう一度接種するためにクリニックに戻る必要があるだろうと話している

[原文:People will likely need a booster shot of Pfizer's vaccine within 12 months, Pfizer's CEO said

(翻訳、編集:山口佳美)

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