IBMは35万人の従業員をオフィス復帰に。社員向けの復帰ガイダンス資料を公開

IBMでは、世界中の従業員が徐々にオフィスに戻りつつある。

200近くのオフィスが再開され、IBM本社(ニューヨーク州アーモンク)では、今後数カ月をかけて徐々に出勤頻度を増やしていく計画だ。

IBMのアルヴィンド・クリシュナCEOによると、35万人の従業員の80%はコロナ収束後もハイブリッドな働き方で一部リモートワークを続ける見込みだ(ブルームバーグ報道)。しかし、IBMの人事責任者ニックル・ラモローが以前Insiderに語った内容によると、一部の仕事はオフィスで行われることになる。

となると、最優先事項は従業員の健康と安全だ。人事担当バイスプレジデント(VP)のジョアンナ・デイリーは、従業員の不安を軽減するために経営陣は透明性とコミュニケーションの最大化に心を砕いてきたという。

IBM人事担当VPのジョアンナ・デイリー

IBM人事担当VPのジョアンナ・デイリー

Courtesy of IBM

本稿で公開するプレゼン資料は、オフィスへの復帰をスムーズに行うことを目的としたIBMの「リオリエンテーション」プログラムの一環として社員に展開されたものだ。プレゼン資料には、ソニアという名の架空の従業員が登場し、ポストコロナの新しい職場におけるさまざまな場面をスライドで紹介していく。

デイリーいわく、「リオリエンテーション」は新入社員向けオリエンテーションで実施する職場ツアーのようなものだ。新しくなったオフィスに足を踏み入れる前に、変更点に関するガイダンスがあると助かるものだ。

以降では、IBMの許可を得て「リオリエンテーション」のプレゼン資料を公開することにしよう。

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