世界で5Gの主導権を握るのはどこだ?先行国、新興国の戦略を分析:eMarketerレポート

スマホイメージ

(写真はイメージです)

GettyImages/Marko Geber

  • この記事はインサイダー・インテリジェンスによる2本組の調査レポート「グローバル5G現況と展望:マーケットリーダー編(Global 5G Landscape: Market Leaders)」、「グローバル5G現況と展望:新興市場編(Global 5G Landscape: Emerging Markets)」のプレビュー版。

次世代ワイヤレスネットワークの5Gが登場し、いくつかの国々の間では熾烈な覇権争いが繰り広げられている。2020年には、世界の国々のうち5分の1が5Gサービスを開始していると見込まれている。

産業分野を超えてカギとなる技術

各国における2025年の5G普及予測。

各国における2025年の5G普及予測。

Business Insider Intelligence

5Gで世界の主導権を握ることは、多くの国にとって国家的な優先事項となっている。5Gを制すれば今後10年以上にわたり、さまざまな競争において優位に立てると予想されるからだ。5Gの普及によって、ネット接続された世界は大きく変わっていくだろう。通信規格がアップグレードされることで、革新的な技術の導入が進み、既存技術の価値も高まる。

発展途上国でも5Gに注目が集まるなか、新興市場では次世代ネットワークへの移行に向け着々と準備が進められている。

5Gは第4次産業革命の柱となる技術だ。この技術の先行者が、通信技術分野で世界をリードしていく可能性は高い。5G技術は今後15年間で世界経済に2兆2000億ドル(約240兆円)の貢献をすると期待されている。

先行市場と新興市場、それぞれの状況を分析

2025年、インドは接続数で世界2番目の5G市場となる見込み。

2025年、インドは接続数で世界2番目の5G市場となる見込み。

Business Insider Intelligence

ビジネスインサイダー・インテリジェンスは、5G技術の主要プレイヤーを取り上げ、地域別に2つのレポートにまとめた。「グローバル5G現況と展望:マーケットリーダー編」と「グローバル5G現況と展望:新興市場編」だ。

「マーケットリーダー編」では、5G革命を先導するアメリカ、韓国、中国に焦点を当てている。各市場での通信事業者の動向、また5G推進への追い風や障壁について解説しながら、各国における5G展開の概況を示す。また、これらの国の主な通信事業者を紹介し、5G立ち上げに向けた各社の取り組みを記す。さらに各社にとっての事業機会を明らかにする。

「新興市場編」では、新興国の間で5G革命をリードしているインド、ブラジル、メキシコの3ヵ国を取り上げる。これらの国々には世界有数の規模を誇り、最も速いペースで伸びているモバイル市場が存在する。新興市場のなかでも最も早く5G技術の導入が進み、広範囲で利用されるようになると考えられている。

インド、ブラジル、メキシコにはコネクティビティや関連技術企業にとって、意義深く、またとない事業拡大の機会が存在する。また、似た需要や制約を持つ他の新興市場のプレイヤーも、これらの国の戦略を参考にできるだろう。

本レポート(2本組)で言及される企業:

AT&T, China Mobile, China Telecom, China Unicom, Ericsson, Huawei, KT, LG, LG Uplus, Nokia, Samsung, SK Telecom, Sprint, T-Mobile, Verizon, ZTE, America Movil, Bharti Airtel, Claro, Reliance Jio, Telcel, Telefónica, TIM Brasil, Vivo, Vodafone Idea

本レポートのキーポイント:

4G・LTEネットワークのある国の数の推移。

4G・LTEネットワークのある国の数の推移。

Business Insider Intelligence

  • アメリカは4Gで世界を先導したときと同様に、民間主導で5Gを推進する戦略を取っている。このアプローチでは、事業者が技術展開の戦略や方法を自ら決定することができるため、競争を通してイノベーションや投資を促すことができる。
  • 韓国は世界で2番目に早く5Gネットワークを展開した国で、5Gの普及率では世界一になる見込み。政府による通信業界への積極的な規制により急速な普及が可能となっている。
  • 中国は世界最大のモバイル市場であり、2025年に接続数では最大の5G市場となると見られる。政府は5G商用サービスの第一段階開始目標を2020年後半に設定している。それに向け、国営通信事業者3社は試験を強化している。
  • インドの通信市場は急拡大しており、その規模は巨大だ。5Gの登場により、コネクティビティ事業者にとっての事業機会はさらに増大し、世界で最も重要な市場となるだろう。
  • ブラジルで5Gの変革力が真に発揮されるのは、IoTの大規模利用においてだろう。IoT分野での成長機会を探っているテクノロジー企業にとって重要な市場となっている。
  • メキシコは世界的な巨大IT企業が集まるイノベーション・ハブだ。最先端のコネクティビティや関連技術の主要マーケットの一つになるだろう。

本レポートの完全版では:

レポート

  • なぜ各国が5Gを国家的な優先事項と捉えているのかを明らかにする。
  • 5G立ち上げに向け各国が取っている戦略を詳しく説明する。
  • それぞれの国で、5G導入を推進するためどのような機会があるのかを探る。
  • 「5G接続の未来」への決定権を握るため、各国が取っている戦略を説明する。
  • 各地域における主な通信事業者が5G開始に向けてどう動いているのかを詳細に解説。各社について、注目すべき点や今後を展望する。

本レポートの完全版を入手するには:

リサーチストアからレポート完全版をご購入・ダウンロードする。→購入・ダウンロードはこちらから

※購入ページに進みオンライン決済完了後、領収証が発行されます

[原文:THE GLOBAL 5G LANDSCAPE: An inside look at how the US, China, South Korea, India, Brazil, and Mexico are initiating the next phase of 5G development

(翻訳・野澤朋代)

  • Twitter
  • Facebook
  • LINE
  • LinkedIn
  • クリップボードにコピー
  • ×
  • …

Popular

あわせて読みたい

新着記事

BUSINESS INSIDER JAPAN PRESS RELEASE - 取材の依頼などはこちらから送付して下さい

広告のお問い合わせ・媒体資料のお申し込み