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最新iPad ProはMacと同じチップセットで5月後半発売、ビデオ会議特化のAI機能も搭載

iPadPro 値段

iPad Proの最新モデルが5月後半に登場する。

出典:アップル

アップルは4月21日(日本時間)、新型タブレット「iPad Pro」を発表した。予約開始日は4月30日、発売は5月後半予定。

iPad Pro 11インチ(第3世代)

  • 128GB・9万4800円
  • 256GB・10万6800円
  • 512GB・13万800円
  • 1TB・17万8800円
  • 2TB・22万6800円

iPad Pro 12.9インチ(第5世代)

  • 128GB・12万9800円
  • 256GB・14万1800円
  • 512GB・16万5800円
  • 1TB・21万3800円
  • 2TB・26万1800円

いずれもWi-Fi版の税込み価格。5G対応のWi-Fi+Cellular版は+2万円(税込)。

Macと同じ「Apple M1」初搭載のiPad

M1搭載

新しいiPad Proは、初の「M1」搭載のタブレットとなる。

出典:アップル

新しいiPad Proの最大の特徴は、内蔵チップセットを従来の“Apple Aシリーズ”から「Apple M1」に変更された点だ。Apple M1チップは同社のMacBook AirやMacBook Proなどにも搭載されている。

M1搭載により、前モデルと比べて演算スピードは50%、グラッフィクス性能は40%高速化。一方で、バッテリー駆動時間は前機種と変わらず最大10時間(Wi-Fi環境下でのネット接続+ビデオ再生時間)をキープ。

iPad Pro 特徴

iPad Proの特徴。

出典:アップル

M1を搭載したことの大きな変化は他にも2つある。

1つは、インターフェイスとしてThunderbolt 3が採用された。これにより同規格に対応した最大40Gb/sのデータ転送や最大6K解像度の画面出力が可能になる。

もう1つはメモリー容量だ。従来、アップルはiPadのメモリー容量を公表しておらず、外部の業者による解体作業などで明らかになっていた。

今回、M1チップを搭載し、最大2TBのストレージ、前述のThunderbolt搭載など、よりプロフェッショナル向けの端末を意識した影響もあるのか、ストレージ容量によってメモリーの容量にも差が出ることが明らかになった。

iPadPro スペック

アップル公式サイトのスペック表では、メモリー容量の表記が見つかった。

出典:アップル

具体的には128GB〜512GBモデルが8GB。1TBと2TBモデルが16GBとなる。iPad ProでPhotoshopなどを使った本格的な写真編集や、動画編集を検討しているのであれば参考にすべきだろう。

大画面モデルは“プロ向けディスプレイ”と同性能?

Liquid Retina XDR

プロ向けディスプレイに匹敵する性能をもつ12.9インチの「Liquid Retina XDRディスプレイ」。

出典:アップル

プロ向け用途という意味では、11インチと12.9インチモデルでディスプレイの性能に差がある点も触れておきたい。

両モデルとも画面密度は264dpi、同様の色空間(P3)仕様、第2世代のApple Pencil対応と共通部分はあるが、12.9インチモデルは「Liquid Retina XDRディスプレイ」を搭載している。

Liquid Retina XDRディスプレイは、1万個以上の極小のLEDをバックライトとして搭載。100万対1のコントラスト比、HDR表示などのピーク時の輝度は1600ニトにもなる。

発表会でアップルは「(プロ向けに58万2780円で提供している)Pro Display XDRの圧倒的に美しいスクリーン性能を12.9インチiPad Proに搭載します」としており、そのディスプレイ性能の高さには大きな期待が持てる。

正面カメラが広角化。機械学習によって自動追尾機能が搭載

正面カメラ

高画質&広角化した正面カメラを使った機能も。

出典:アップル

そのほか、iPad Pro限定機能の「Center Stage」(日本語名:センターフレーム)も発表された。

これは、正面カメラ利用時に、映っている人を認識しズームイン/アウト、パンなどの操作を調整する機能。要は多少動いたとしても、被写体は常に画面の中央に映っているかのように見える。

センターフレーム

センターフレーム機能により、iPadは被写体となる人物を認識して表示領域を自動調整する。

出典:アップル

従来の7メガピクセルから12メガピクセルに高画質化し、122度の超広角レンズを搭載した前面カメラ「TrueDepthカメラ」が活用されている。

また、M1チップの強力な機械学習の処理性能を生かした機能でもあるため、ほかの人がフレーム内に入ってきたとしてもその人を認識し、バランス良く2人が映るように調整してくれる。

センターフレーム機能がどういった条件で有効になるのかは、現時点で不明な点があるが、アップル公式サイトには「FaceTimeや様々なビデオ会議アプリに対応」と、サードパーティー製アプリでも作動する旨が明記されている。

5G対応

5G対応により、外でのストリーミング配信などの利用も想定されている。

出典:アップル

今回のiPad ProはM1搭載で、Wi-Fi+Cellularモデルは5G対応(日本ではミリ波非対応)、12.9インチモデルはミニLED採用と、非常に大きなアップデートとなっている。

その分、大きなストレージとメモリーを求めれば最大で27万9800円と、よりプロ向け機材としての色を強くしているようにも見える。

(文・小林優多郎

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