M1搭載の新型「iMac」が5月後半登場…テレワーク重視の「Mac史上最強」性能とは

iMac 価格

デザインも内部構造もフルモデルチェンジとなった新型iMacが発表された。

出典:アップル

アップルは4月21日(日本時間)、同社のディスプレイ一体型PCシリーズ「iMac」の最新モデルを発表した。いずれのモデルも4月30日予約開始、5月後半発売予定だ。

  • Apple M1チップ(8コアCPU/7コアGPU搭載)・256GBモデル……15万4800円(税込)〜
  • Apple M1チップ(8コアCPU/8コアGPU搭載)・256GBモデル……17万7800円(税込)〜
  • Apple M1チップ(8コアCPU/8コアGPU搭載)・512GBモデル……19万9800円(税込)〜

いずれもメモリーは標準8GB。オプションでストレージは最大2TB、メモリーは最大16GBまで選択可能(価格は原稿執筆時点では不明)。

M1搭載でデザイン一新、最薄部は11.5ミリ

iMac 外観

外観が非常に直線的でさらにシンプルな印象になった「iMac」。

出典:アップル

最大の特徴は一新されたデザインと、2020年11月に発表されたMacBook Air、MacBook Proと同じアップル独自の半導体「Apple M1」チップを搭載している点だ。M1チップはパフォーマンスの高さからIT業界で高く評価されている。

M1搭載により、従来の21.5インチiMacに比べてCPUの処理速度は最大85%、グラフィックス性能は最大2倍高速化するという。 一部の対応しているiPhoneやiPadアプリもmacOS上で動作する。

M1は処理性能の向上だけではなく、その低い消費電力、発熱の少なさも特徴。それは今回の24インチ4.5K(4480×2520ドット)解像度のディスプレイを持つ、比較的大きいiMacでも健在だ。

基板

M1採用で小型化した基板はディスプレイ下部にある。

出典:アップル

従来のインテル製CPUを載せたiMacでは各パーツを搭載した基板とファンなどの放熱機構が多くのスペースを占めていた。

一方、新しいiMacはM1搭載によりこれらの部材が小さくなったことから、ディスプレイの最薄部は11.5ミリという、横から見れば非常に薄い1枚板のようなデザインになっている。発表イベントでは「ディスプレイは24インチだが、従来の21.5インチモデルより小さい」と表現されていた。

なお、カラーバリエーションはブルー、グリーン、ピンク、シルバー、イエロー、オレンジ、パープルの7色展開。ただし、下位モデルである8コアCPU/7コアGPU搭載モデルでは、ブルー、グリーン、ピンク、シルバーの4色のみとなる。

「Mac史上最高」をうたうテレワーク対応の“3種の神器”とは?

コロナ禍

コロナ禍で“ビデオ会議”や家での“エンタメ”を利用する機会が増えた。

出典:アップル

発表会では、コロナ禍におけるテレワーク(在宅勤務)を意識した特徴も紹介。ビデオ会議や「家でのエンタメ視聴に役立つ「カメラ」「マイク」「スピーカー」についてだ。

正面カメラである「FaceTime HDカメラ」は、従来の2倍となる最大1080pの高画質撮影が可能。M1チップの画像処理エンジンと密に連携しており、自動で明るさ調整やノイズの低減を行なう。

マイクは指向性の高いものを3基搭載。ビームフォーミング技術により、周囲のノイズを削減し、iMacの前にいる人の声にフォーカスする。

空間オーディオ

特定の音源の再生時には、疑似的なサラウンド効果が楽しめる“空間オーディオ”が有効になる。

出典:アップル

スピーカーについては、計6つのスピーカーシステムという構成。これらにより「Dolby Atmos」対応音源の再生時には、さまざまな方向から疑似的に音が聞こえる“空間オーディオ”再生も使える。

いずれの特徴も、実力のほどは実機でのチェックが待たれるが、アップルは新型iMacで「Mac史上最高の“カメラ”、“マイクシステム”、“サウンドシステム”」を実現したとアピールしている。

Touch ID対応Magic Keyboardも遂に登場

Touch ID対応Magic Keyboard

Touch ID対応Magic Keyboardも初めてお披露目された。

出典:アップル

そのほか、周辺機器もアップデート。8コアCPU/8コアGPUモデルのiMacには、ギガビットEthernet(有線LAN)ポート搭載のACアダプター、指紋認証「Touch ID」のセンサーを搭載した新しいMagic Keyboardが付属する。

ACアダプター

有線LANポートのついた電源アダプターも下位モデル以外には付属する。

出典:アップル

従来、MacBook AirやProの一部モデルでは本体キーボードにTouch IDが搭載されてきたが、外部の無線キーボードに搭載されるのは今回が初めて。

Touch ID対応Magic Keyboardの単体販売の有無は不明ながら、新しいiMacのリリースには気になる一文がある。Touch ID対応Magic Keyboardについて「M1のSecure Enclaveに直接つながり、エンドツーエンドで指紋データを守るため、暗号化されたチャンネルを作ります」とあることから、少なくとも利用するには本体側のM1チップ搭載が必須のように見える。

(文・小林優多郎

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