40年の経験で得た結論は「80:20の法則」…長く続けられる健康的な食事法

デニス・オースティンは、40年にわたりヘルス&フィットネス業界で活躍してきた。

デニス・オースティンは、40年にわたりヘルス&フィットネス業界で活躍してきた。

Photo Credit: Alex Jay

  • フィットネスの専門家であるデニス・オースティンは、さまざまなダイエット法を試してきたが、いつも「80:20の法則」に立ち返るという。
  • このルールは、食事の80%を健康的なものにして、タンパク質と野菜をたっぷり摂る。
  • 残りの20%は好きなものを楽しく食べることができる。それによってダイエットを長く続けることができるのだ。

デニス・オースティン(Denise Austin)はあらゆることを試してきた。90年代に流行った低脂肪ダイエット、ビーガンやベジタリアン、炭水化物を制限するアトキンスダイエット、それが再流行したケトダイエットなど、ホームフィットネスのパイオニアである彼女は、キャリアのすべてをかけて健康的な食事に関する最良の方法を探し求めてきた。

40年間、健康産業に身を置いてきた彼女は、いつも同じ食生活のルールに立ち返るという。それは健康的で栄養価の高い食品を80%の割合にして、残りの20%を栄養価に関係なく好きな食品を食べることだ。

これは「80:20の法則」と呼ばれ、何十年にもわたって健康的な食生活を続けるための戦略だと、このほど『Fit Over 50』誌を創刊したオースティンは、Insiderのインタビューで語っている。

「私は食べることが大好きで、自らが楽しむことを信条としている」と彼女は言う。「健康的に年を重ねるための食事方法について、とても多くのことを学んできた。そして、楽しい気分でいることも重要だと分かった」

毎日のごちそうに、タンパク質と野菜をたっぷり加えて

「エバーベター(Ever Better)」というプロテインスナックの販売も行っているオースティンは、炭水化物、脂肪、タンパク質をバランスよく食生活に取り入れるようにしてきたという。

十分なタンパク質の摂取により、食後の満足感や1日の活力を得ることができる。また、消化器系の健康を保つのに欠かせないビタミンや微量栄養素を摂るために、果物と野菜を積極的に食べることも勧めている。

彼女の摂取カロリーの20%は、夕食後のデザートや1日の終わりのマルガリータといったお楽しみに割り当てられている。1日1回のごほうびの分量は、ドーナツ1個やアイスクリーム1人分が目安となる。

新しいことに挑戦し、合わないものは捨てていく

オースティンは、フィットネスや栄養学のトレンド、そしてその背後にある根拠を学ぶのが好きだという。

「あらゆることを試してきた。そうすることが私の仕事であり、好きなことだから。何が効果的なのかを知りたいと思っている」

彼女はさまざまなダイエット法を試しながら、それぞれの利点を組み合わせてきた。例えば、高脂肪・低炭水化物のケトダイエットは短期間でやめてしまったが、それを試したことで、精製された穀物ではなく、果物や野菜に含まれる健康的な炭水化物を摂取することを意識するようになった。同様に、パレオダイエットに挑戦したことで、加工されていないホールフードの重要性を実感したという。

「私はいつもバランスを大切にしてきた。何でも少しずつ取り入れることを好んでやっている」

バランスの取れたフレキシブルな食事を心がけることで、長期的に安定した栄養摂取が可能になると専門家は述べている。

例えば、夏に向けてより健康的な食生活を送ろうとしているなら、その後も続けられるような楽しいダイエット法を見つけることが重要だ。それは制限をし過ぎないということでもある。

「炭水化物の摂取を減らすことが最も効果的だと思っても、それによって心が死んでしまうのであれば、やめたほうがいい」と、管理栄養士のジョージー・フィア(Georgie Fear)が以前Insiderに述べている。

[原文:Fitness expert Denise Austin swears by the 80/20 rule after trying diet fads for 4 decades

(翻訳:仲田文子、編集:Toshihiko Inoue)

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