作成:Business Insider Japan
Business Insider Japanの記者・編集者が自腹購入して「これはQoLが上がる」と感じているガジェット、グッズ、そして生活習慣などを紹介するゴールデンウィーク企画。第3回は、「習慣/生活術編」をお届け。
遠くへ旅に出られなくても、異国をラジオで旅するアプリ
世界各国のラジオやニュース生放送を聴けるアプリ『TuneInRadio』(月額 1200円)
撮影:滝川麻衣子
おうち時間もいいけれど、いい加減に異国へ旅に出たい。知らない街やそこに住む人々の息づかいを感じたい。
そんな旅欲に駆られても、パスポートを持って飛び出せないこの一年。リビングに異国の風をもたらしてくれたのがTuneInRadioです。
世界10万局12言語、あらゆる国のローカルラジオ、スポーツ、ニュース、音楽がカテゴリー別に整理され、アフリカ、南米、ヨーロッパ、アメリカとありとあらゆるラジオ局をザッピングできるのはちょっと感激です。
ラジオは不思議なツールで、DJの話や選曲もローカル色が強いせいか、その番組をリビングで、車で、職場で聴いている海の向こうの誰かの生活の手触りが感じられるのが魅力。世界のラジオで心の旅に出かけませんか。
参考リンク:TuneIn
(文、撮影・副編集長 滝川麻衣子)
出刃包丁で美味しいお魚ライフを満喫しています
近所のスーパーで購入した天然モノのアジ(1尾200円)と、自分で調理したアジのなめろう。めっちゃおいしい。
撮影:吉川慧
この1年、コロナ禍で行き場を失った魚を取り寄せで楽しむ機会が増えました。
当初は調理しやすく加工されたお肉やお魚を楽しんでいましたが、自炊する機会が増えたことで丸の魚をさばくことにも挑戦。次第に慣れ、今では真鯛もさばけるようになりました。
魚をさばく上で欠かせないのが出刃包丁。特に取り回しの良い小さめの出刃包丁は重宝しています。
現在は錆びにくくお手入れしやすいステンレス製をつかっていますが、もっと上手に料理ができるようになったら、いつか専門店で自分好みの包丁を探してみたいなと思っています。
近所のスーパーでは季節の魚を安価で提供しており、その時々の気分に合わせて自分好みに魚を調理する楽しみを覚えました。今の時期は「アジのなめろう」などがおすすめです。
初心者の方は、まずはアジの三枚おろしがおすすめ。YouTubeにはプロの料理人や料理系YouTuberがわかりやすくさばき方を解説している動画もたくさんあります。
ぜひみなさんも美味しいお魚ライフを満喫してみませんか。
(文、撮影・記者 吉川慧)
仕事と家事の合間の「5分」で気持ちが変わる
木材でできていて、インテリアにも馴染むデザイン。
撮影:高阪のぞみ
在宅勤務を始めて1年以上。毎日違う服を着なくてもよくなり、ストーリーに共感するもの、意味があるものを買うようになった。
2020年夏は、皆川明さんの企画展と著書をきっかけに、似合わないと敬遠していたミナペルホネンのワンピースを手に入れた。眺めているだけでも温かい気持ちになる。
洋服以外でも同じ。ただ所有するのではなく、豊かな気持ちになるものにお金を使いたい。
そのひとつが、2021年春に買った電子ピアノ。目に入る場所に置きたいから、インテリアに馴染むものをと選んだ。
子どもの頃に覚えた曲を5分ほど弾くだけで、頭も心もすっきり。自分の身体を使って音を出すことの効果なのかな、と思っている。
(文、撮影・ブランドディレクター 高阪のぞみ)
太陽光のパワーを思い知ったリモート大学生
窓を開けて太陽光を取り込む。
Zetar Infinity/Shutterstock,
大学4年生の私は、オンライン授業にオンライン就活、そしてリモートワークと全てがパソコンの前で完結する日々。ゼミの授業や企業の面接は、カフェなどの公共スペースで行えず、必然的に一日中家にいることが多くなってしまった。
外出の機会が少ない鬱々とした気分を少しでも解消しようとカーテンを開けてみたところ、気分が本当に晴れた。
日が長くなってきたことにも気がつく上、窓を開ければ天気や気温も把握できる。運動も続かず出不精な私でも、カーテンと窓くらいなら開けられるという発見ができた。
コロナ禍2年目にしてやっと、リモート生活対策は背伸びをせずに無理のない範囲で行うことが大切だと気づいた。
(文・インターン 稲葉結衣)
夜のランニングで「緑」を目指し、偶発性を取り戻す
街灯が少なく、両脇に木の生えている写真のような小道を走りたいところだ。
撮影:小倉宏弥
この1年でランニングが習慣になった。頻度は週2〜3回。企画やタイトルが出てこない時に走ると閃きやすい。なにより、心と体がすっきりする。
特にGoogleマップの「緑」をめがけて夜に走るのがいい。
薄暗い中、緑のある公園を目指して適当に走ると、知らない場所にたどり着く。コロナ禍で失われた偶発性と、自然と触れ合う時間を取り戻せるのだ。
先日は自宅のある世田谷から緑を目指して走り出し、気付いたら杉並の公園にいた。
そこから自宅方向まで1時間弱。途中で今後の仕事を変えるようなものすごいアイデアを閃いた気がしたが、帰宅後にぐっすり眠れたおかげで何も覚えていない。
(文、撮影・編集者 小倉宏弥)
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