南極の氷床融解による海水面の上昇、最新の研究でさらに1メートル高くなることが明らかに

南極西部、スウェイツ氷河近くに停泊する船。

南極西部、スウェイツ氷河近くに停泊する船。

Adam Jenkins, National Science Foundation/Via International Thwaites Glacier Collaboration

  • 科学者らは、西南極氷床が崩壊すると世界の海面は約3メートル上昇すると予測している。
  • しかし、新たな論文によると、海面はさらに約1メートル高くなるという。
  • 氷河が溶けると、その下にある岩盤が海面方向に持ち上がる可能性があるからだ。

今後1000年における南極の氷床融解による海面上昇は、約30%過小評価されていた可能性があるとする新たな論文が発表された。

これまでの研究では、西南極氷床が崩壊した場合、海面が約3メートル上昇すると推計されていた。

しかし、査読付き学術誌「Science Advances」に4月30日付で掲載された新たな論文は、「ウォーター・エクスパルジョン(押し出し)・メカニズム」と呼ばれる効果が過小評価されていたことを示唆している。

この効果は、西南極氷床の下の岩盤が関連しており、氷床が溶けると軽くなった反動で岩盤が海面方向に持ち上がることになると科学者は予測している。それを踏まえた新たな計算結果によると、今後1000年の間に、世界の海面は従来の予測よりもさらに1メートル高く上昇する可能性があることが分かった。

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