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サメは地球の磁場を使って何千キロも移動する…人間にはない感覚を持っていることを最新の研究が立証

ウチワシュモクザメを手にするブライアン・ケラー。

ウチワシュモクザメを手にする生物学者のブライアン・ケラー。

Colby Griffiths

  • サメの中には、毎年何千キロも泳いで同じ餌場に戻ってくるものがいる。
  • 彼らは地球の磁場を利用して方向を確認している可能性が高いことが、新たな論文で示唆された。
  • イヌ、クジラ、ウミガメなど、他の種にも磁場を利用して移動しているものがあると考えられている。

サメ類は、何千キロも離れた場所であっても、毎年同じ餌場に戻るという不思議な能力を持っている。

5月6日に発表された論文によると、これはサメが優れたナビゲーション・ツールを持っているからだという。サメは地球の磁場を利用して自分の位置を確認しているのだ。

サメだけではない。鳥やクジラなど多くの動物が、同じような「第六感」を利用して移動しているという。論文の筆頭著者であるフロリダ州立大学の生物学者、ブライアン・ケラー(Bryan Keller)は、この知覚能力を「『体内GPS』のようなもの」だと述べている。

「これによって、回遊する性質を持つサメがいかにして遠く離れた目的地にたどり着くのかをうまく説明できる」とケラーはInsiderに語っている。

サメは磁界から地図のような情報を集めている

地球の磁場のイメージ図。

地球の磁場のイメージ図。

Shutterstock

地球の地下約3200キロメートルにある外核で、鉄が対流することによって電流が生じ、磁場が発生する。この磁場は地球内部から地球を取り巻く宇宙空間まで広がり、太陽から降り注ぐ致命的な放射線から地球を守っている。

電磁エネルギーの流れる方向や、それによって生じる保護シールドの強さは、場所によって異なる。磁場を利用する動物は、その強さと流れの違いを感知して、自分がどこにいて、どちらに進めばいいのかを考えているのだ。

動物は一般に磁場を感知できることから、長年にわたって科学者はサメが磁場を利用して回遊していると考えてきた。しかし、ケラーらによる研究までは、この仮説を立証することはできなかった。

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