梅雨入りは大幅に早まる可能性。気温は平年より高めの予想 【気象庁1か月予報】

5月15日から6月14日までの1か月予報

5月15日から6月14日までの1か月予報。

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今日13日(木)、気象庁は5月15日から6月14日までの1か月予報を発表しました。

この先は西日本や東日本で降水量が平年より多くなる見込みで、西日本ではまもなく梅雨入りとなる可能性もあります。日本付近に暖かな空気が流れ込みやすく、全国的に気温は高めとなる予想です。

西日本、東日本は平年より早く梅雨入りか

この先1か月の降水量予想

この先1か月の降水量予想。西日本と東日本では平年より早い梅雨入りが見込まれる。

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低気圧や高気圧が交互に通過し、西日本から北日本にかけては天気は周期的に変化します。西日本や東日本では低気圧や前線の影響を受けやすく、平年より降水量が多くなる予想です。

九州南部ではすでに梅雨入りの発表がありましたが、そのほかの西日本各地でも6月を待たずして梅雨入りの可能性があります。

東日本でも平年より早い梅雨入りが見込まれます。

一方、沖縄や奄美は前線の北上に伴って梅雨の中休みとなり、降水量は平年並みか平年より少ない予想となっています。

蒸し暑い日多く、熱中症に注意

この先1か月の気温予想

この先1か月の気温予想。平年よりも高い予想だ。

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日本付近には暖かな空気が流れ込みやすく、全国的にこの先1か月の気温は平年よりも高い予想です。特に今月後半は気温が平年よりかなり高くなり、九州から関東甲信の広い範囲に高温に関する早期天候情報を発表しています。

曇りや雨のスッキリしない天気でも気温が高くなるため、ジメジメ、ムシムシした日が多くなります。高温に加えて湿度が高いとより熱中症にかかりやすくなります。

まだ暑さに慣れていない時期でもありますので、熱中症対策は万全に行なってください。

>>詳細 この先3か月間の天気傾向

(文・ウェザーニュース

"ウェザーニュース"より転載(2021年5月13日公開の記事

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