ZOZO創業者の前澤氏、年末に露ソユーズ宇宙船でISSへ…6月から訓練へ

前澤友作

提供:スタートトゥデイ

5月13日、スタートトゥデイは同社代表でZOZO創業者の前澤友作氏が、米宇宙旅行会社スペースアドベンチャーズとロスコスモス(ロシア連邦宇宙局)のサポートのもと、ISS(国際宇宙ステーション)に渡航・滞在する日本人初の民間人宇宙飛行士となるための訓練を開始することを発表した。

プレスリリースによると、既に前澤氏は宇宙飛行士訓練をするための試験に合格しており、6⽉中旬からロシアのガガーリン宇宙⾶⾏⼠訓練センターをベースに、約100⽇間に及ぶ訓練を開始する予定。

順調に進めば、2021年12月8日にバイコヌール宇宙基地(カザフスタン)から打ち上げられる、ソユーズ宇宙船に搭乗して、日本の民間人として初めてISSへと足を踏み入れることとなる(世界では8人目)。なお、⽇本の民間人の商業宇宙⾶⾏としては、秋⼭豊寛⽒以来31年ぶり2⼈⽬となる。滞在期間は約12日の計画。

訓練からISS渡航、そして帰還に至るまでの全行程を、自身のYouTubeチャンネルで公開する予定だ。

なお、前澤氏は2023年に米スペースX社の民間宇宙船で、民間人初となる月周回宇宙プロジェクト「dearMoon」を計画している。3月3日には、同乗者8人を公募することを発表し、現在選考が進んでいる。

(文・三ツ村崇志

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