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米マクドナルド、直営店の賃金を引き上げ…95%を占めるフランチャイズ店にも同様の施策を求める

米マクドナルドの最低賃金引き上げ、95%には無関係

米マクドナルドの店頭に、デモ参加者が集まる様子。2013年撮影。

REUTERS/Lucy Nicholson

  • 米マクドナルドは5月13日、直営店舗の従業員の賃金引き上げを発表した。
  • 直営店はアメリカ国内店舗のわずか5%に過ぎず、残り95%のフランチャイズ店で働く従業員は対象にならない。
  • 同社はフランチャイズ店に対し、「理にかなった方法で」同様の投資を行うよう奨励した。

米マクドナルドは賃金の引き上げを行う。だが、対象となる店舗はおよそ5%に過ぎない。

同社は5月13日、すべての直営店で平均10%の賃金引き上げを行うと発表した。この引き上げで、従業員の最低時給は11ドル、マネージャーは15ドルになる。

同社によると、引き上げの対象となる従業員は3万6500人以上だ。だが、残りの80万人以上の従業員はどうなるのか?

米マクドナルドはフランチャイズで店舗を展開をしているため、本社が雇用や給与の管理をしているのはアメリカ国内の約650の直営店だけだ。一方、アメリカにおよそ1万3000あるフランチャイズ店舗では、給与は各店舗が決定するようになっている。

米マクドナルドはフランチャイズ店舗が同様の賃金引き上げを行うとは述べていないが、このシステムの中でどのように従業員を雇用し、維持していくかを広く議論しているという。

米マクドナルドのジョー・アーリンガー(Joe Erlinger)社長は5月13日にアメリカ国内の従業員とフランチャイズ店舗に向けて送信したメッセージで、「先日のシステム・ウェブキャストで述べたように、我々はすべてのオーナーや運営者に対し、地域社会や人々、長期的な成長のために最善の方法で、従業員へ同様の確約を行うよう推奨する」と述べている。

アーリンガーはメッセージの中で、賃金引き上げは各店舗に従業員を確保するための競争力を与え、従業員の勤勉さを称えるためのものだと述べた。

「我々とフランチャイズ店舗は同様に厳しい雇用環境に直面している。そこで優位に立つためには業界屈指の雇用条件を提供するというコミットメントを常に更新していく必要がある」と、アーリンガーは語った。

「Fight for $15(時給15ドルへの引き上げ)」を支援するサービス従業員国際労働組合などの労働団体は、マクドナルド全店舗での最低時給15ドルと組合設立を求めてきた。米マクドナルドの従業員は5月19日(現地時間)、最低時給15ドルへの引き上げを求め、15都市でストライキを計画している。

「我々は、米マクドナルドが一部の直営店舗だけでなく、すべての店舗の従業員の賃金を時給15ドルに引き上げられることを知っている」と、Fight for $15は5月13日に書面で述べた。

「我々はアメリカ国内の全従業員の時給15ドルを勝ち取るために闘い続ける準備ができている」

「一つの基準を全店舗に展開することはできない」

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