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資金調達に成功した起業家9人とVCが明かす、プレゼン資料作りの必勝テクニック22項目

ピッチデックを作成中の起業家

ピッチデックはシンプルにして、投資家が関心のある情報を載せる。

Slidebean/Unsplash

「本を表紙で判断してはいけない」とはよく言われることだが、投資家がスタートアップ企業の将来性を評価するうえで、ピッチデック(投資家向けのプレゼン資料)は間違いなく判断材料のひとつになる。投資を受けたいスタートアップはピッチデックで好印象を残すことが重要だ。

過去2年間、ベンチャーキャピタル(VC)による投資額は記録的な伸びを示した。米データ分析・調査会社ピッチブック・データ(PitchBook Data)によると、2021年にアメリカを拠点とするスタートアップに注ぎ込まれた資金は3295億ドル(約42兆1760億円、1ドル=128円換算)と、前年比約2倍となった。

しかし専門家は、ここ2年間の勢いが衰えつつあると警告している。2022年第1四半期の調達額は約2年ぶりに落ち込み、スタートアップへの投資額は11%減少したと米スタートアップ情報サービス会社クランチベース(Crunchbase)は報じた

スタートアップへの投資は今後さらに落ち込む可能性があることを考えると、資金調達にこぎつけたい起業家としてはなおさら説得力のあるピッチデックを示す必要がある、と専門家は指摘する。

そこでInsiderは、資金調達に成功した起業家9人と投資家たちに、好印象を与えるピッチデック作りのコツを聞いた。参考になる体験談も交えながら、ピッチデック作りに役立つアドバイスからツールまで、22項目にわたって紹介する。

1. 売り込み先の投資家に合わせてカスタマイズする

投資家たちがずらりと顔をそろえた会議室に乗り込んで、100万ドル(約1億2800万円)の出資を依頼する。わずか数分後には勝ち誇った顔で会議室を後にする——。

そんな自分の姿を思い描いているのだとしたら、残念ながら普通そんなことはありえない。

マッチングサービス、Hinge(ヒンジ)の創業者兼CEOであるジャスティン・マクラウド(Justin McLeod)は、「一般的にピッチデックをつくる前に投資家との関係性を築いておくものだし、そのほうが効果がある」と言う。

投資家にはあらかじめ、ピッチデックにどんな情報を掲載するといいか、どんな指標を重視しているかを確認しておこう。

2. 企業のストーリーを伝える資料を何種類か用意する

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