楽天・三木谷氏「コロナ乗り越えないと日本経済の復活難しい」。神戸での大規模接種にスタジアム提供へ

三木谷氏

楽天グループの三木谷浩史会長(左)。共同記者会見にはオンラインで参加。

オンライン記者会見のようすをキャプチャ

楽天グループは、Jリーグ・ヴィッセル神戸の本拠地として使用しているノエビアスタジアム神戸を、神戸市で実施する新型コロナウイルスに対するワクチンの大規模接種会場として提供する。5月21日の神戸市などとの共同記者会見で発表した。

共同会見に名を連ねたのは、神戸市、神戸大学、楽天グループ、東京慈恵会医科大学外科学講座、SBCメディカルなど、楽天を含む8つの自治体・企業・組織。

オンラインで会見に参加した楽天グループの三木谷浩史会長は、

コロナを乗り越えないと日本経済の復活というのは難しいと思っていますので、いち経済人ではございますが、楽天グループの総力を挙げて今回のプロジェクトに協力したいと思っています」

とワクチン接種の加速に向けた意思決定を語った。

大規模接種の実施に伴い、楽天グループはスタジアムの提供、オペレーションや事務を担当するスタッフの派遣とともに、医療機関や医療従事者との連携・調整を担当する。

取り組みにあたっては、神戸市、神戸大学、東京慈恵会医科大学外科学講座、SBCメディカルから医師などの専門家が派遣される予定。また、神戸大学からは、サポートスタッフとして医学部生の派遣も実施する方針だ。

神戸大学医学部附属病院の眞庭謙昌院長は、医学部生の協力について「医師ではないため、どの範囲までサポートが可能なのか、文部科学省に確認しているところ」と語った。

関係図

出典:楽天

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