ニーラゴンゴ山から流出した溶岩はゴマ郊外のブヘネに到達した(2021年5月24日、コンゴ)。
AP Photo/Justin Kabumba
週末にかけて、アフリカのコンゴ東部にあるニーラゴンゴ山が噴火した。溶岩が周辺の町に流出し、これまでに少なくとも32人が死亡した。
AP通信のこの写真は、溶岩がコンゴ東部の都市ゴマの北に位置するブヘネの町に広がる様子を捉えたものだ。
現地では、22日から23日にかけて数千人が避難していると、国連児童基金(UNICEF)はAP通信に語った。この噴火で、住宅数百棟が溶岩に飲み込まれるなどした。
AP通信によると、これまでに少なくとも32人が死亡していて、当局は死者数がさらに増えるだろうと見ている。
ニーラゴンゴ山は2002年にも噴火していて、当時、250人が死亡、12万人が住む家を失ったと、ロイターは報じている。
(翻訳、編集:山口佳美)