COVID-19の起源を解明しなければ、「COVID-26」を防げない

2020年7月29日、ネパールで

2020年7月29日、ネパールのカトマンズの医療機関でコロナウイルスの検査を行う医療従事者。

Narayan Maharjan/NurPhoto via Getty Images

  • 多くの専門家がCOVID-19 の発生源のさらなる調査を求めている。
  • 新しい報告は、ウイルスが動物から人に感染したという理論を覆した。
  • 科学者は、発生源を理解することは、将来のコロナウイルス感染症の発生を防ぐために重要だと述べている。

ある著名な科学者が、COVID-19の起源を理解することは、将来の公衆衛生のために極めて重要だと述べた。

ベイラー大学の小児科・分子ウイルス学・微生物学の教授でウイルス研究の第一人者であるピーター・ホーテズ(Peter Hotez)は「COVID-19の起源を完全に理解しない限り、『COVID-26』や『COVID-32』が起こるだろう」と5月30日のNBCの報道番組「ミート・ザ・プレス」で述べた。

パンデミックの原因について詳細な調査を求めるホーテズの呼びかけは、新型コロナウイルスが中国・武漢の研究所で発生したのかどうかを理解しようとする専門家や政治家の動きの最新の例だ。

また、アンソニー・ファウチ(Anthony Fauci)博士はこのコロナウイルスが自然に発生したものであることを確信できないと述べている。

2021年3月以降、専門家がウイルスの起源をさらに調査することを求める報道がいくつかなされている。

ロバート・レッドフィールド(Robert Redfield)元アメリカ疾病予防管理センター長は3月、CNNに対し、コロナウイルスは武漢ウイルス研究所から流出したものと考えていると語った。

Popular

あわせて読みたい

BUSINESS INSIDER JAPAN PRESS RELEASE - 取材の依頼などはこちらから送付して下さい

広告のお問い合わせ・媒体資料のお申し込み