コンテナ船火災で流出? スリランカの海岸をプラスチックの「雪」が覆っている

海岸

スリランカ、パムナガマ。

Gayan Sameera/Xinhua via Getty Images

  • コンテナ船の火災の影響で、スリランカの海岸はプラスチックの「雪」に覆われている。
  • コンテナ船から流出した大量のプラスチックの粒やごみがスリランカの海岸に漂着した。
  • 専門家は、地域の環境や野生生物に大きな影響を及ぼす可能性があると指摘している。

スリランカの海岸がプラスチックの「雪」に覆われている。大量のプラスチックの粒やごみが漂着したのだ。

汚染されている恐れもあるこれらのごみは、5月18日スリランカ沖で発生したシンガポール船籍のコンテナ船「エクスプレス・パール(MV X-Press Pearl)」の火災によって流出したものだ。コンテナ船の消火活動にはスリランカ海軍の消防チームなどがあたり、鎮火までに13日かかった

乗員25人は全員避難したが、この"海の災害"はまだ終わっていない。現地当局は、火災によって流出したごみや、西側の海岸地帯を覆っている「ナードル」と呼ばれる大量の小さなプラスチックの粒に対処しなければならない。

黒煙

コンテナ船「エクスプレス・パール」から上がる黒煙。

Sri Lanka Airforce Media/Handout via REUTERS

環境問題を中心に扱うニュースメディア「Mongabay」によると、海岸を覆っている小さな粒はエクスプレス・パールが運んでいた78トンのプラスチック粒である可能性が高いという。

「コンテナにあった25キロ入りの袋の一部が船外に落ち、そのビーズがスリランカの南海岸に至るまでずっと海岸を覆っている」とスリランカ海洋環境保護局のトップ、ダルシャニ・ラハンダプラ(Darshani Lahandapura)氏はMongabayに語った。

スリランカの海洋生物学者アシャ・デ・ボス(Asha de Vos)氏はワシントン・ポストの取材に対し、この大量のプラスチックの粒を「環境災害」だと呼んだ。デ・ボス氏は、これらの小さな粒が地域の野生生物や生態系に大きな影響を及ぼしかねないと話している。潮の流れがペレットやごみをさらに遠くまで広げる恐れがあるからだ。

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