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15の統計で知る、アメリカのLGBTQの人々の今

LGBTQ

アメリカのLGBTQの人々が直面する課題とは…。

Erik McGregor/LightRocket via Getty Images

  • 統計は、LGBTQの人々がどのような課題や差別に直面しているかを示している。
  • アメリカでは、LGBTQの若者がホームレスを経験する可能性は、異性愛者の若者に比べて120%高い。
  • トランスジェンダーの3人に1人は、トランスジェンダーであることがどういうことなのか、医師に教えなければならなかったという。

アメリカでは、成人の5.6%がLGBTQを自認している。

LGBTQ

Alessandro Biascioli/Getty Images

ギャラップの2021年の調査によると、アメリカでは成人の86.7%が自分はストレートだと言い、残りの人々はLGBTQを自認するか質問に答えなかった。

5.6%という数字は、アメリカのLGBTQの人々の数として少ないように見えるかもしれないが、2017年の4.5%からは増加している。


アメリカのLGBTQの人々のうち、54.6%はバイセクシュアルを自認している。

LGBTQ

Jason Cameron/Getty Images

ギャラップによると、アメリカではLGBTQの人々のうち、54.6%がバイセクシュアル、24.5%がゲイ、11.7%がレズビアン、11.3%がトランスジェンダーを自認している。


LGBTQの若者がホームレスを経験する可能性は、異性愛者の若者に比べて120%高い。

カップル

NurPhoto / Getty

Voices of Youth Countの2017年の研究では、LGBTQの若者はホームレスになる危険性が120%高いことが分かった。

True Colors Unitedによると、アメリカの若者に占めるLGBTQの若者の割合は7%だが、ホームレスの若者に占めるLGBTQの若者の割合は40%だ。


LGBTQの若者の70%は、新型コロナウイルスのパンデミック中にメンタルヘルスの不調を経験したという。

LGBTQ

SOPA Images / Getty

性的マイノリティーの人々による自殺の防止に取り組んでいるトレバー・プロジェクトによると、2020年のパンデミックはLGBTQの若者80%の生活状況をよりストレスフルなものにし、メンタルヘルスの不調につながったという。


LGBTQの若者の4分の3は、自身の性的指向のせいで差別を受けたことがあるという。

LGBTQ

NurPhoto / Getty

トレバー・プロジェクトの2021年の報告によると、LGBTQの若者の50%以上がここ1年以内に差別を受けたことがあるという。


LGBTQの若者の13%が、コンバージョン・セラピー(転向療法)を受けたことがあるという。

カップル

Reuters

トレバー・プロジェクトによると、こうした13%の若者のうち、83%が18歳以下でコンバージョン・セラピーを経験したという。


LGBTQを自認する黒人の若者のうち、17%が自身の性的指向のせいで身体的に脅されたり、危害を加えられたことがあるという。

LGBTQ

REUTERS/Lucas Jackson

トレバー・プロジェクトの2020年の報告によると、LGBTQを自認する黒人の若者のうち、82%がこれまでの人生で、少なくとも1人は自分を支えてくれた人がいたと答えている。支えてくれる家族のいる黒人のトランスジェンダーの若者は、自殺未遂の発生率が低いことも分かったという。


LGBTQのアメリカ人の54%が、差別を受けないように人間関係を隠している。

カップル

Shutterstock

アメリカ進歩センターは2020年、LGBTQの人々は差別を受けないように、どこで働くかを選び、何を着るべきかで気をもみ、公共の場に近付かないようにしていることすらあると報告している。


フォーチュン500(フォーチュン誌がランキングした全米の企業上位500社)の96%が、性的指向などによる差別の禁止を定めている。

働く人

NHAC NGUYEN / Getty

Source: Human Rights Campaign


アメリカのLGBTQの人々のうち15%は、差別を恐れて医療処置を受けるのを先延ばしにしたという。

診察

Kansas City Star / Getty

アメリカ進歩センターによると、トランスジェンダーの人々の10人に3人が、医療現場のトランスジェンダーへの理解不足から、医療処置を受けるのを避けているという。実際、トランスジェンダーの人々のうち3人に1人が、トランスジェンダーであることがどういうことなのか、医師に教えなければならなかったという。


同居している同性婚カップルの約5組に1組は、子どもがいる。

カップル

FatCamera/Getty Images

国勢調査局によると、アメリカでは2019年、カップルのいる世帯の1.5%が同性カップルだった。このうち、結婚している同性カップル世帯の18.9%に子どもがいて、結婚していない同性カップル世帯の12.1%に子どもがいるという。


アメリカでは、トランスジェンダーの成人の29%が貧しい生活を送っている。

カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)ウィリアム・インスティテュートの2019年の報告によると、シスジェンダー(生まれたときに割り当てられた性別と性自認が一致していて、それに従って生きている人)の人々の貧困率が15.7%だったのに対し、LGBTQの人々の貧困率は21.6%だったという。


トランスジェンダーの人々の42%が、恐怖心から選挙の投票に行かなかったことがあるという。

トランスジェンダー

Olivia Mortimer/Getty Images

Human Rights Campaignの2019年の調査によると、トランスジェンダーの有色人種の46%が身分証明書の名前や性別、写真が間違っていたため、投票に行かなかったという。


2020年、アメリカでは44人のトランスジェンダーの人々が殺害され、最悪の1年となった。

追悼イベント

TED ALJIBE / Getty

Human Rights Campaignは2013年からアメリカで殺害されたトランスジェンダーの人数を集計していて、2020年はこれまでで最悪だった。2021年は、5月までに少なくとも27人のトランスジェンダーまたはジェンダー・ノンコンフォーミング(性に関する旧来の固定観念に合致しない人)の人々が殺害されたという。


新たにHIVに感染していると診断された人のうち、69%がゲイやバイセクシュアルの男性だった。

LGBTQ

HIVは今でもLGBTQコミュニティーに影響を及ぼしている。

David McNew/Getty Images

アメリカ疾病予防管理センター(CDC)によると、2018年に新たにHIVに感染していると診断された人のうち、37%はゲイまたはバイセクシュアルを自認する黒人男性で、27%はゲイまたはバイセクシュアルを自認する白人男性だった。

[原文:15 surprising statistics about today's LGBTQ people

(翻訳、編集:山口佳美)

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