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「少数の国が世界情勢を決める時代は終わった」中国がG7サミットを批判

G7首脳会議で、途上国などの温暖化対策に向けた資金援助について未達となっている先進国からの年間1000億ドルの拠出目標達成に向けて、各国の拠出を増額することで合意した。

G7首脳会議で、途上国などの温暖化対策に向けた資金援助について未達となっている先進国からの年間1000億ドルの拠出目標達成に向けて、各国の拠出を増額することで合意した。

Leon Neal/Pool via REUTERS

  • ロイター通信によると、中国は「少数の」国が世界の行方を決める時代は「とっくに終わった」と述べた。
  • この発言は、ロンドンで開催されたG7首脳会議に対してのものだ。
  • ロンドンの中国大使館のスポークスマンは、「世界の問題はすべての国の協議によって処理されるべきだ」と付け加えた。

中国は2021年6月13日、「少数の」国が世界をめぐる決定権を持つ時代は「とっくに終わった」と述べ、先進7カ国のリーダーに警告した。

ロンドンの中国大使館の報道官はロイターに対し、「世界的な決定が少数の国のグループによって決定される時代はとっくに終わっている」と述べた。そして、「我々は常に、大小、強弱、貧富の差にかかわらず、国家は対等であり、世界の問題はすべての国の協議によって処理されるべきだと考えている」と付け加えた。

この発言は、アメリカのジョー・バイデン(Joe Biden)大統領をはじめとするカナダ、イタリア、日本、ドイツ、イギリス、フランスのG7首脳が週末にイギリスで会議を開催した後に発せられたものだ。G7首脳は、中国の「一帯一路」構想に対抗するため、数十億ドル規模のインフラ計画を発表した。

以前にInsiderが報じたように中国外務省の王文彬報道官は「集団による攻撃、ブロック化した政治、グループの形成はもはや不人気で、失敗する運命にある」と述べていた。

G7ではまた、パンデミックを克服し、経済を立て直す方法についても議論された。その中には「専門家による報告書で推奨されているように、COVID-19起源研究のフェーズ2を、WHOが主導してタイムリーに、透明性を持って、かつ科学的根拠に基づいて実施すること」を求めることも含まれている。

[原文:China to G7 leaders: Days when world affairs are decided by a 'small group of countries are long gone'

(翻訳、編集:Toshihiko Inoue)

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