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ピンク・フロイド、インスタグラムの広告への楽曲提供を拒否

Roger Warters

2019年9月6日、ヴェネチア映画祭でのロジャー・ウォーターズ。

Kurt Krieger/Corbis via Getty Images

  • ピンク・フロイドの創設メンバーであるロジャー・ウォーターズによると、フェイスブックはインスタグラムの広告での彼らの楽曲の使用を打診した。
  • ウォーターズは、フェイスブックが『アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール Part2』の使用に対して多額の金額を提示してきたと述べている。
  • ローリング・ストーン誌は、最近のイベントでウォーターズが「答えは、くたばれ、ありえねえ、だ」と語ったと伝えている。

ロックバンド、ピンク・フロイド(Pink Floyd)の創設メンバーであるロジャー・ウォーターズ(Roger Waters)は、彼らが1979年に発表した『アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール Part2』(Another Brick in the Wall, Part2)をインスタグラム(Instagram)の広告に使用するために、フェイスブック(Facebook)が巨額の使用料を提示してきたが断ったと述べた。

「今朝、莫大な金額のオファーが届いた。その答えは、くたばれ、ありえねえ、だ」とウォーターが2021年6月行われたイベントで語ったと『ローリング・ストーン』(Rolling Stone)が報じた。

「私が言いたいのは、これは彼らがすべてを支配しようとする陰湿な動きだということだ」とウォーターズは続け、フェイスブックのCEOであるマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)に対しても「ザッカーバーグ、私は仲間にはならない」と語った。

以前『ファー・アウト・マガジン』(Far Out Magazine)は、ピンク・フロイドが「正当な理由」のない広告に自分たちの音楽が使われることを拒否していると報じている。

ロジャー・ウォーターズはマーク・ザッカーバーグにくそくらえと言った。彼はアナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール Part2をインスタグラムのプロモーションに使うために「莫大な金額」を提示されたと、ジュリアン・アサンジの自由を求めるイベントで語った。

ウォーターズのコメントは、ウィキリークス(WikiLeaks)の創設者ジュリアン・アサンジ(Julian Assange)を支援するために開催されたイベントで述べられたものだ。

ロックの殿堂入りも果たしている彼は、その場で、フェイスブックが曲の使用を求めた手紙を読み上げた。

「我々は、この曲の核となる感情が今でもなお、非常に広く必要とされていると感じており、それはこの曲が、時代を超越していることを物語っている」

ウォーターズは、同社がこの曲を使って「フェイスブックとインスタグラムを今よりもさらに大きく、強力にすることで、この部屋にいる我々全員を検閲し続け、ジュリアン・アサンジに関する記事が一般の人に伝わらないようにし、一般の人が、『何? 何? もうやだ!』となるようにする」のだと述べている。

また、ザッカーバーグがフェイスブックを創設する以前のハーバード大学の学生だったときに作った女性の容姿を評価するアプリ「フェイスマッシュ」(FaceMash)を引き合いに出し、ザッカーバーグを批判した。

「『彼女はきれいだから5点満点中4点、彼女はそうじゃないから1点』などと言っていたこいつは、どうやって権力を手に入れたのだろう?」とウォーターズは問いかけた。

「それでも、彼は存在する。世界で最も強力な愚か者の一人として」

フェイスブックの広報担当者がInsiderに語ったところによると、ウォーターズが言及したオファーの手紙はザッカーバーグとは何の関係もなく、インスタグラムのマーケティングチームからのものだったという。この広報担当者によると、問題になっている広告は、まだコンセプト段階であり、今回の働きかけは、「ウォーターズがその曲で我々と一緒に仕事をしたいかどうかを確認するためだけのものだった。最初のコンセプト以外は特に何もなかった」と述べている。

「最初に話し合われた内容は、当社のインスタグラムのマーケティング・エージェンシーとウォーターズの代理人という、第三者間で行われたものだった。だからこそ、我々は、アーティストが我々と一緒に仕事をしたいかどうかという判断を100%尊重する」と広報担当者は話している。

[原文:Pink Floyd's Roger Waters says he turned down a 'huge, huge amount of money' from Facebook to use a song, calling Zuckerberg 'one of the most powerful idiots in the world'

(翻訳:大場真由子、編集:Toshihiko Inoue)

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