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減量にカロリー計算は無意味?…しかし、完全に無視するべきではない

woman and supermarket

Noel Hendrickson/Getty Images

  • 専門家の中には、カロリーは計算が難しいため、誤解を招くことがあると主張する人もいる。
  • それによると、カロリーは食品の栄養的な質を測るものではないので、参考にならないこともあるという。
  • 一方で、カロリーは食品との健全な関係を築くためのツールの一つであると提唱する専門家もいる。

体重を減らすためには、カロリーを抑えて体を動かすことが大切だと何十年も前から言われてきた。しかし、専門家の中にはこの方法に疑問を投げかける人もいる。

人々がカロリー摂取量を減らそうと努力しているにも関わらず、慢性疾患や肥満の割合が増加しているということは、減量や健康のためには摂取カロリーを減らすだけでは十分ではないことを示唆している。

小児内分泌学者であり、工業化された食生活による健康リスクをテーマにした『Metabolical』の著者であるロバート・ラスティグ博士(Dr. Robert Lustig)はInsiderに対し、カロリーは健康的な食生活を送る上では、時代遅れで誤解を招く概念であると述べている。

しかし、カロリーは自分の健康状態を管理したり、食べ物との関係を強化するための強力なツールであるという栄養学の専門家の意見もある。カロリーは食品を評価するための限られた尺度であり、時には不正確なこともあるが、このツールは人が何をどれだけ食べているかを理解するのに役立つ。

カロリーはすべて同じではない

ラスティグ博士によると、体重や健康管理をカロリー計算に頼るのは誤解を招く恐れがあるという。なぜならば、加工食品が我々の体に与える悪影響を考慮していないからである。

「我々が直面している問題は、カロリーはカロリーだという概念の上に成り立っている。でもそれは真実ではない」と彼はInsiderに語った。

加工食品、特に精製された砂糖は、細胞にダメージを与え、炎症を引き起こし、さまざまな健康問題を引き起こす可能性があるとラスティグ博士は言う。一方、農産物のような丸ごと摂取できる食品には、炎症を抑え、酸化やストレスを食い止める成分も含まれている。

ラスティグ博士によると、(精製糖と果物のように)カロリーが同じでも中身が大きく異なるため、カロリーという概念は健康的な食品と不健康な食品を区別することには役立たないという。

食品には腸内細菌に役立つものもある

ラスティグ博士は、従来の科学は、人間が食物から吸収するエネルギーの量を誤って計算していると主張している。我々の体は消化の際、腸内細菌と呼ばれる有益な細菌の力を借りて、栄養素の処理をしている。我々が食べるものの一部は、これらの微細な生物の餌になり、その成長を助け、我々の健康を支えている。

「栄養分の個々の分子が、自分と細菌のどちらに行くのか、どうやって知ることができるだろうか」とラスティグ博士は言う。

彼は、妊娠中の「2人分の食事」に例えているが、その場合を除いて、我々は腸内の100兆個の友好的な細菌のためにも食事をしていることになる。

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