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大坂なおみが明らかにしたスポーツ選手とメディアと企業の力関係の変化

大坂なおみ おとぎの国のニッポン

Robert Deutsch / Reuters

大坂なおみが全仏オープンで記者会見を拒否し、最終的に棄権するというニュースが流れた時、私がまず思い出したのは、彼女自身が最近インタビューで述べた言葉だった。

「誰かのプロフィールを見ても、その人のことは本当には分からない。その人の人生を垣間見ることができるような気がするけれど、それはある意味、少し間違っている。

“You don’t really know people, by looking at their profile.” “You feel like you can sort of catch a glimpse into their life, which, in a way, is a bit wrong.”」

2018年の全米オープンでの優勝以降この3年間、特に昨年の全米オープン以降の活躍ぶりで、彼女に対する注目度はテニス界も国境も超えて爆発的に広がっている。

今の熱狂の引き金になったのは、やはり昨年の彼女の言動だったと思う。黒人に対する暴力への抗議として試合をボイコットし、全米オープンで警察による暴力の犠牲者7人の名前が書かれたマスクをつけて臨んだ姿は、多くの人の心を動かした。

アメリカでの報道の圧倒的多数は、彼女の「コートの外」での発言や行動を、試合の結果と同列に褒め称えていた。全米オープンも公式ページに「アスリートとして、そしてアクティビストとして、大坂なおみはチャンピオンである」と載せていた

昨年のこの出来事を機に、彼女は社会正義のために行動する勇気あるオピニオンリーダー、ロールモデルとして認知されるようになり、彼女がSNSを通じて発信する言葉は、「正直」「Authentic(その人らしい。嘘くさくない)」と形容され、好感度につながっている。

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