個人がメディアを持てる時代。
ブログやnoteを通じて自分の意見を発信することは、かつてないほど容易になりました。
けれどその一方で、「人に読まれる」「客観性と説得力がある」コンテンツは、つくるのが難しいと感じている人も多いのではないでしょうか。
「企画」を磨き、ファクトを適切に積み重ねて取材する。読みやすい内容をスピーディーに執筆し、さらに記事をSNSの文脈に乗せ、多くの人に届ける……。
「読まれる記事」を書くことは、才能以上に「技術」であり、習得できるものです。
Business Insider Japanは、メディア業界でキャリアを切り拓きたい人々へ向けて、「読まれる記事を書くための技術」を学ぶ、少人数制のスクールを開講します。
講座では、大手メディア(新聞・雑誌・出版社など)出身者が実践してきた「取材」のスタイルを伝えます。
講義は、ビジネス・テック・キャリア分野で多くのヒット記事をつくってきたビジネスインサイダージャパンの記者・編集者が担当します。
全4回を通じて、実際に記事を書いていただきます。提出されたもののうち、優秀作品はBusiness Insider Japanで掲載されます(過去実績あり)。
お申し込みはこちらから
■対象
- 若手ライター、若手編集者
- メディア業界・出版業界志望者(就活生・転職希望者)
- 企業のPR、広報、マーケター
- 実際に記事を書く課題(3000字程度)を提出できる人
■価格
全4回で3万円(1回2時間)
- BI PRIME会員は10%オフ。別途、6月28日(月)会員向けメルマガにて割引コードをご案内します。BI PRIMEについて、詳しくはこちら。
- 応募者多数の場合は、ご応募いただいた内容をもとに選考させていただきます。また、今回ご応募いただいた方には、次回スクール(第3期)へのご案内を優先的にいたします。
■日時
- 日程:7月16日(金)、7月21日(水)、7月27日(火)、8月10日(火)
- 時間:それぞれ18時〜20時
※授業の内容は録画し、参加者限定でアーカイブとして配布します。
■応募期間
6月28日(月)〜7月5日(月) 23時59分まで
■場所
メディアジーン本社(東京都渋谷区円山町23番2号アレトゥーサ渋谷6F)
- 講義は新型コロナ感染症対策を実施した上で行います。場合により、オンラインでの参加を併用することがあります。
■概要
第1回:プロフェッショナルとしての「書く技術」【講師:伊藤有(編集長)】
- これからの時代に必要とされる書き手のスキルとは?(授業内演習)
- ウェブメディアで実践すべき「企画〜記事公開」までのフロー解説
- 守りながら攻める。リスクコントロールの考え方
第2回:「刺さる」企画の立て方【講師:浜田敬子(前・統括編集長、現・エグゼクティブ・アドバイザー)】
- 企画力をつける。企画の立て方のポイントを解説
- 実際に企画を立ててみよう(授業内演習)
- ヒットする企画、“惜しい”企画の境界線
第3回:取材のコツと方法【講師:滝川麻衣子(副編集長)】
- 取材のコツ、必要な材料、情報の集め方とは?
- 「良いインタビュー」とは何か?(授業内演習)
- 卒業制作(実際に記事を書く)の説明
第4回:「読まれる」記事の編集方法【講師:野田翔(BI PRIME編集者)、滝川麻衣子】
- 提出された作品を元にした、「編集して磨く」実践編(授業内演習)
- ツールを使ったデータの読み解き方を解説
- ヒット記事をデータから発想するには?
※全4回の司会進行・モデレーターを西山里緒(記者・編集者)が担当します
■講師/モデレーター
伊藤有(編集長)
2000年代初頭から大手IT出版社の雑誌、およびPC/IT週刊誌で、ハードウェアからWebサービスまで、BtoCテクノロジー全般を主戦場に活動。媒体連動のWebメディアの立ち上げなど、形式を問わないメディア展開を手がける。編集長代理を務めた後、Business Insider Japan副編集長/テクノロジー統括、2020年1月から編集長。近年はAI/ディープラーニングの産業利用の現状と発展に興味持ち取材を続けている。
浜田敬子(前・統括編集長、現・エグゼクティブ・アドバイザー)
1989年に朝日新聞社に入社。前橋支局、仙台支局、週刊朝日編集部を経て、99年からAERA編集部。記者として女性の生き方や働く職場の問題、また国際ニュースなどを中心に取材。米同時多発テロやイラク戦争などは現地にて取材をする。2004年からAERA副編集長。編集長代理を経て、AERA初の女性編集長に就任。編集長時代は、オンラインメディアとのコラボや、外部のプロデューサーによる「特別編集長号」など新機軸に次々挑戦した。2017年4月よりBusiness Insider Japan統括編集長に就任。2020年12月末に退任。「羽鳥慎一モーニングショー」や「サンデーモーニング」などのコメンテーターや、ダイバーシティーや働き方改革についての講演なども行う。
滝川麻衣子(副編集長)
Business Insider Japan記者・副編集長。大学卒業後、産経新聞社入社。広島支局、大阪本社を経て2006年から東京本社経済記者。ファッション、流行、金融、製造業、省庁、働き方の変革など経済ニュースを幅広く取材。2017年4月からBusiness Insider Japanで働き方や生き方をテーマに取材。
野田翔(BI PRIME 編集者)
Business Insider Japanの編集者。大学卒業後、株式会社メディアジーンに入社。ライフスタイルメディア「ROOMIE(ルーミー)」編集長を2年務め、メディア規模を10倍に成長させる。その後、ソニー・インタラクティブエンタテインメントでPlayStation公式メディアのディレクターを務めたのち、株式会社メディアジーンに戻り、Business Insider Japan編集部へ合流。
西山里緒(記者・編集者)
Business Insider Japanの記者・編集者。専門はスタートアップ、トレンド&カルチャー、エンタテインメント、テクノロジーなど。早稲田大学政治経済学部中退を経て、マーストリヒト大学(オランダ)卒業、欧州議会でのインターン、チームラボ広報を経て現職。
■過去実績
2019年に実施した第1期の講座では、以下の作品が優秀作品に選ばれ、Business Insider Japanに掲載されました。
ゲイを暴露された一橋生の死から4年「事件を風化させない」行動する在学生や卒業生(筆者:一本麻衣)